ハイメ・ロサレス監督『ペトラは静かに対峙する』6月29日公開決定！日本版本ビジュアルが解禁

2018年カンヌ国際映画祭「監督週間」で上映され話題となった『ペトラは静かに対峙する』（原題：Petra）が、6月29日（土）より日本公開されることが決定、日本版本ビジュアルが解禁されました。

作品制作のために著名な彫刻家ジャウメの邸宅にやってきた画家ペトラ。彼女の本当の目的はジャウメが自分の父かどうか確かめることだったが、やがて彼が権力を振りかざす、冷酷な人物であることがわかってくる。そんな中、一家の家政婦が謎の自殺を遂げる…….。時系列が前後する章仕立てのストーリー展開により、パズルのピースをはめるように、徐々に明らかになっていく家族の秘密とは？

監督のハイメ・ロサレスは、長編6作品のうち5作品がカンヌ国際映画祭に選出されているスペイン出身の気鋭の映画作家。主演は『マジカル・ガール』（14年）でゴヤ賞主演女優賞を獲得したバルバラ・レニー。本作では、複雑な心情を持つヒロインを繊細な表現で演じ切り、ヨーロッパ映画賞最優秀女優賞にノミネートされました。悪の権化であるジャウメは、なんと77歳にして本作で演技デビューを果たしたジョアン・ボテイ。さらに、2018年に名誉ゴヤ賞を受賞したスペインの大女優マリサ・パレデス（『オール・アバウト・マイ・マザー』）がジャウメの妻役を演じるなど、絶妙なキャスティングも話題となりました。

撮影にエレーヌ・ルヴァール（『Pina/ピナ・バウシュ踊り続けるいのち』、『幸福なラザロ』）、音楽にクリスチャン・エイネス・アンダーソン（『アンチクライスト』、『メランコリア』）。緊張感と不穏な空気をまとった、人間の闇や業をえぐる怪作となりました。

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『ペトラは静かに対峙する』（原題：Petra）

監督・脚本／ハイメ・ロサレス
撮影監督／エレーヌ・ルヴァール
出演／バルバラ・レニー、アレックス・ブレンデミュール、ジョアン・ボテイ、マリサ・パレデス
2018年／スペイン、フランス、デンマーク／スペイン語、カタルーニャ語／107分／カラー／シネマスコープ／5.1ch／日本語字幕：伊藤美穂

日本公開／2019年6月29日（土）新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
配給／サンリス
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