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2019.03.14 18:00

ラース・フォン・トリアー最新作『ハウス・ジャック・ビルト』日本版予告&新場面写真が公開

  • Fan's Voice Staff

『奇跡の海』、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』、『アンチクライスト』、『ニンフォマニアック Vol.1/Vol.2』といった衝撃作を世に送り出し、センセーショナルな話題を巻き起こしてきたデンマークの鬼才ラース・フォン・トリアー。問題発言によるカンヌ国際映画祭追放処分を受けてから7年、昨年開催された第71回カンヌ国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門で、待望のカムバックを果たした最新作『ハウス・ジャック・ビルト』の日本オリジナル予告と新場面写真が公開されました。

主人公のジャックが、建築家になる夢を胸に理想の家作りに励む姿からはじまる映像。一見ごく普通の独身男性にみえるジャックですが、ある日山道を運転するなかで出会った女の「あなた殺人鬼かも。私にはそう見える」という挑発的な態度により、野生の虎のような狂気に目覚め、その場にあったジャッキで勢いのままに襲い掛かってしまう!その出来事をきっかけに究極のサイコパスと化したジャックは、泣き叫ぶ女性や拘束された男性、さらには親子にも容赦なく狙いをつけていく!戦慄のシリアルキラーによる常軌を逸した過激な描写と、デヴィッド・ボウイ「FAME」の軽快なリズムにのせ、殺人とアートが表裏一体となった“ゾッとするほど魅力的”な予告映像に、怖いもの見たさで興味をそそられること間違いなし!

場面写真では、マット・ディロン演じるシリアルキラージャックや、ユマ・サーマン演じる第一の被害者、さらには、ブルーノ・ガンツ演じる謎の男ヴァージの姿が。それぞれ雰囲気の違うカットからは、劇中で語られるジャックの12年間の軌跡で、想像を超える衝撃の展開が待ち受けていることを予感させます。

果たして、シリアルキラーとなったジャックによる衝撃の告白とは一体なんなのか?そして謎の男ヴァージが語りかけるように、ジャックは念願の夢である“立派な家”を完成させることはできるのか?まさに“破格の問題作”!

ラース・フォン・トリアー監督の下に集結したのは、『クラッシュ』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたマット・ディロン、『ベルリン・天使の詩』で知られ惜しくも先日死去した名優ブルーノ・ガンツ、『ニンフォマニアック Vol.1』に続いての出演となったユマ・サーマン、『アンダー・ザ・シルバーレイク』のライリー・キーオといった超豪華キャスト陣。見事なアンサンブルをみせ、観る者の常識を根底から揺さぶり、感性を刺激する鬼才の最新作に一役も二役も買っています。

カンヌ国際映画祭では途中退出者が続出したにもかかわらず、上映終了後はスタンディング・オベーションが鳴りやまないという賛否真っ二つの異様な興奮に包まれた本作。アメリカでは、あまりの過激さにアメリカ映画協会(MPAA)が手を加えた修正版のみ正式上映が許されるという衝撃と戦慄の大長編。

ラース・フォン・トリアーが完全復活を果たした『ハウス・ジャック・ビルト』は、無修正完全ノーカット版(R18+指定)で6月14日公開。

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『ハウス・ジャック・ビルト』(原題:The House That Jack Built)

監督・脚本/ラース・フォン・トリアー
出演/マット・ディロン、ブルーノ・ガンツ、ユマ・サーマン、シオバン・ファロン、ソフィー・グローベール、ライリー・キーオ、ジェレミー・デイビス
全米公開/11月28日、R18+

日本公開/2019年6 月14日(金)新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町 ほか全国公開!
配給/クロックワークス、アルバトロス・フィルム
公式サイト
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