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2019.03.06 16:00

青春ゾンビミュージカル映画『アナと世界の終わり』日本版予告編が公開

  • Fan's Voice Staff

世界中の映画祭で話題沸騰となった青春ゾンビミュージカル『アナと世界の終わり』の日本版予告編が公開されました。

主人公は田舎町に暮らす平凡な女子高生アナ。冴えないクラスメイトたちとのパッとしない毎日の繰り返しに飽き飽きしていた彼女は、この町から出ることをずっと願っていた。そんなある日、町にゾンビが大量発生して……。果たしてアナは、この町で人生を終えてしまうのか、はたまたゾンビを倒して町を脱出することができるのか?

予告編では、本作が「ゾンビ映画」であり「ミュージカル映画」であるところが伺えます。アナが歌って踊って通学するシーンでは、「やっと目が覚めた!ずっと死んでいた」と彼女の気持ちを軽快なメロディーにのせて歌っており、ミュージカル映画の王道を行く造り。と思いきや、その背後ではゾンビが徘徊するなど、日常と終末のギャップを表現しています。さらに、父を助けようとするアナを励ますクラスメイトたちと、彼らの想いに答えようとするアナのやり取りが胸アツな青春ストーリーも注目のひとつ。そんな本作のパニック&ハッピーのギャップは、とにかく新鮮!

また、スマホが絡んだ数々の描写も今風だ。スマホのカメラ機能を駆使して外の様子をうかがったり、緊急事態にも関わらずスマホにしがみつく姿はとても現代的。極めつけはSNSで世界的人気ミュージシャンのジャスティン・ビーバーがゾンビになったとシェアされる始末。

スペインのシッチェス・カタロニア国際映画祭では、ミッドナイト・エクストレム部門で最優秀作品賞を受賞するほか、海外の批評家から“『ショーン・オブ・ザ・デッド』と『ラ・ラ・ランド』の出会い!”と評された『アナと世界の終わり』。日本では5月31日(金)に公開されます。

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『アナと世界の終わり』(原題:Anna and the Apocalypse)

イギリスの田舎町リトル・ヘブン。高校生のアナは、幼い頃に母を亡くし父トニーと二人暮らし。この生活を抜け出したいアナは、父に内緒でオーストラリア旅行を夢見てバイトに励んでいた。幼馴染のジョンは、アナの願いを応援しながら密かに思いを寄せている。クリスマスイヴ、旅行の計画がバレてしまい、アナとトニーは大ケンガをする。夢も希望もないこの町に、アナはウンサリしていた―。翌日、アナとジョンはいつも通り学校へ向かう。その途中、スノーマンの着ぐるみを着た血だらけの男が突如現れジョンに襲いかかる。その瞬間、アナはシーソ-を使って男の頭を吹き飛ばす!なんと、男の正体はゾンビだったのだ!その後、クラスメイトたちと合流したアナとジョンは、クリスマスの学芸会の準備のため取り残された学生たちを救出するため学校へと向かうが…… ゾンビに侵食されたこの町を脱出するため、“負け組”高校生集団が力をあわせてゾンビに立ち向かう──!

監督/ジョン・マクフェール
脚本/アラン・マクドナルド、ライアン・マクヘンリー
音楽/ロディ・ハート、トミー・ライリー
出演/エラ・ハント、マルコム・カミングス、サラ・スワイヤー、クリストファー・レボー、ベン・ウィギンス、他 
2017年/イギリス/カラー/デジタル/英語/98分/シネマスコープ/PG12

日本公開/2019年5月31日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
配給/ポニーキャニオン
© 2017 ANNA AND THE APOCALYPSE LTD.