J・A・バヨナ製作総指揮『マローボーン家の掟』日本版予告編＆ポスタービジュアルが公開

Fan's Voice Staff

『ジュラシック・ワールド／炎の王国』の監督を務め、世界的大ヒットに導いたJ・A・バヨナが初の製作総指揮を務めたサスペンス・スリラー『マローボーン家の掟』の日本版予告編とポスタービジュアルが公開されました。

予告編では、実の父親を殺し、森の中にたたずむ屋敷でひっそりと暮らすマローボーン家の4兄妹と、彼らが守る不可解な”掟”とともに、不穏な気配立ち込める屋敷の様子が映されます。「奴はずっとつきまとう気よ」交わされる会話の節々は、一家に隠された謎と衝撃の秘密の片鱗をうかがわせます。シーツに包まりうごめく不気味な”何か”、並べられた4体の人形、ドアと壁の隙間からゆっくりと伸びる手……。そして戦慄の表情で兄の名前を叫ぶ妹ジェーンの様子からは云い知れぬ恐怖が伝わってきます。予告編の最後には、天井の隙間に伸ばしたジェーンの手に触れる薄汚れた”何か”の手が映され兄妹を見舞う想像を絶する恐怖を予感させ、息つく暇もないスリルが観る者を畏怖させます。

ポスタービジュアルには、”1.この屋敷を離れてはならない””2.鏡を覗いてはならない”“3.屋根裏部屋に近づいてはならない”という意味深で奇怪な掟が記され、暗がりの部屋の奥で白いシーツに包まってこちらを覗く”何か”と、鬼気迫る表情で同じ方向を見つめる4兄妹の姿が。心理的恐怖と好奇心を掻き立てられる繊細なビジュアルです。

若くしてスペインを代表するフィルムメーカーとして名を馳せ、今や最も注目される才能の一人となったJ・A・バヨナが、初めて製作総指揮を務めた本作。初監督に抜擢されたのは、『永遠のこどもたち』『インポッシブル』の脚本を手掛けたセルヒオ・G・サンチェス。今やハリウッド界を席捲しているスパニッシュ・スリラーの代表的存在の2人が満を持してタッグを組んだのが『マローボーン家の掟』です。

あらゆる観客の想像を超えた衝撃の結末に「一番強烈で恐ろしい映画」「多彩な恐ろしさを味わえる贅沢な作品」と全米のメディア・評論家から絶賛を浴びた一級のサスペンス・スリラー『マローボーン家の掟』は4月12日（金）全国公開。

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『マローボーン家の掟』（原題：Marrowbone）

海沿いの森の中にひっそりとたたずむ大きな屋敷。そこに暮らすマロ―ボーン家の4人兄妹は、不思議な”5つの掟”に従いながら、世間の目を逃れるように生きていた。忌まわしい過去を振り切り、この屋敷で再出発を図る彼らだったが、心優しい母親が病死し、凶悪殺人⻤である父親を殺害したことをきっかけに、4人の希望に満ちた日々はもろく崩れ出す。父親の死体を隠して封印した屋根裏部屋から響いてくる不気味な物音、鏡の中にうごめく怪しい影。いったいこの屋敷には、いかなる秘密が隠されているのか。やがて平穏を保つための“掟”が次々と破られ、心身共に追いつめられた⻑男ジャックが、最愛の妹と弟たちを守るために下した決断とは……。

監督・脚本／セルヒオ・G・サンチェス
製作総指揮／J・A・バヨナ
出演／ジョージ・マッケイ、ミア・ゴス、チャーリー・ヒートン、マシュー・スタッグ、アニャ・テイラー＝ジョイ
2017年／スペイン・アメリカ／英語／カラー／シネマスコープ／5.1ch／1時間50分／日本語字幕：佐藤恵子