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2019.02.15 12:00

『マックイーン:モードの反逆児』特報予告&日本版ポスターが公開

  • Fan's Voice Staff

前衛的なデザインと独自の美学、ずば抜けた想像力から生み出される数々のショーで世界を魅了しながらも、その成功の影で悩み苦しんだ、天才にしてファッション界の反逆児アレキサンダー・マックイーンのドラマティックな人生を、友人や家族たちとの独占インタビュー、掘り起こされたファッションアーカイブ、そして友人でもあったマイケル・ナイマンによる極上の音楽を通して称賛を込めながら描き出した『マックイーン:モードの反逆児』の日本版予告編とポスターが解禁されました。

スーパーモデルのシャローム・ハーロウがロボットにスプレーをかけられるという衝撃の演出が話題を呼んだ1999年春夏コレクションのフィナーレ、ケイト・モスがホログラムとして映し出されて登場、最後は青白い光となって消えていくその美しい演出に誰もが魅了された2006年秋冬コレクションの様子など、いまや“伝説”と語り継がれる貴重な映像の数々も必見です。

ロンドンの労働者階級出身で、日々の食費にも困っていた青年が、23歳で失業保険を資金にファッションデザイナーとしてデビュー。次々と開いたセンセーショナルなショーは、大絶賛とバッシングで真っ二つに分かれ、彼の名前〈アレキサンダー・マックイーン〉は、たちまち世に広まります。その後1996年、弱冠27歳で〈ジバンシィ〉のデザイナーに抜擢されて世界を驚かせるが、富と名声の絶頂期にいた40歳で突然、自ら命を断ってしまいます。

ポスタービジュアルは、アレキサンダー・マックイーンのブランドアイコンとも言える、スカルをモチーフにマックイーン自身の姿を重ねたもの。黄金に輝き美しく装飾されたスカルの表情は、光と闇、そのふたつの相反する美を同時に抱え表現した若き天才の人生自体を表現するようなデザインになっています。

アレキサンダー・マックイーンはいったいどんな人物で、いかにして成功を収め、なぜ燃え尽きてしまったのか──?『ピアノ・レッスン』の作曲家マイケル・ナイマンの音楽に乗せて、伝説となったショーとその裏側を公開。天職と出会った幸福と、命まで捧げた理由に迫る、どんなドラマよりも劇的でエモーショナルなドキュメンタリーが誕生しました。

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『マックイーン:モードの反逆児』(原題:McQueen)

監督/イアン・ボノート、ピーター・エテッドギー
脚本/ピーター・エテッドギー
音楽/マイケル・ナイマン
出演/リー・アレキサンダー・マックイーン、イザベラ・ブロウ、トム・フォード、ほか
2018年/上映時間:111分

日本公開/2019年4月5日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給/キノフィルムズ
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