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2019.02.08 12:00

スパイク・リー最新作『ブラック・クランズマン』日本版本予告&本ビジュアルが到着

  • Fan's Voice Staff

鬼才スパイク・リー監督最新作『ブラック・クランズマン』の本予告と本ビジュアルが解禁されました。

映像は、黒人新米刑事であるロン・ストールワース(ジョン・デヴィッド・ワシントン)がKKK(白人至上主義の秘密結社)を相手に、電話で「俺は黒人が嫌いだ。ユダヤ人もメキシコ人、アイルランド人、イタリア人や中国人も…だが何たって黒人が一番嫌いだ」と白人以外の人種を言葉の限りディスり始め、「白人のアメリカ万歳」と締めくくり、署内の刑事たちを騒然とさせる場面から始まる。黒人襲撃を計画しているという噂がたつKKKの陰謀を暴くため、潜入捜査に名乗り出るロン。だが、黒人のロンがKKKとどうやって対面するのか―?その潜入方法は、ロンが白人のふりをして電話をかけ、ロンの代わりに白人刑事であるフリップ・ジマーマン(アダム・ドライバー)が彼らと対面、二人でロンを演じるという驚くべきものだった。熱烈な白人至上主義者と認められ電話で話を進めていくロンと、KKKのメンバーの信頼を得つつ深部へと潜入していくフリップの型破りなコンビネーションで難なく進むかと思われた潜入捜査。しかしついに、「お前 潜入か?」とフリップの正体を疑う、過激派構成員フェリックス(ヤスペル・ペーコネン)が登場し緊張が走る…!「人種差別と戦うのだ!」と一致団結するブラックパンサー党の党員たち、異様な熱を帯びるKKKの構成員たち。両者は拳を力強く掲げ激しくぶつかり合う「ホワイト・パワー!」VS「ブラック・パワー!」両者の行く末とは一体?!コミカルかつ、軽快なタッチで潜入捜査を描きながらも時に実話である緊張感を交え、観るものに強烈なメッセージを突きつける!

解禁された本ビジュアルには、「俺たちが、すべてを暴く。」と構える黒人のロンと白人のフリップの刑事コンビ、そしてその背後からはKKKの象徴である三角白頭巾がその不気味な顔を覗かせています。

『ブラック・クランズマン』は第71回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞した『万引き家族』の次点となるグランプリを受賞し話題が沸騰。米映画批評サイト「ロッテントマト」で95%フレッシュを獲得しており、第76回ゴールデングローブ賞には、作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞と4部門にノミネート、さらに第91回アカデミー賞ノミネーション発表では、作品賞、監督賞、助演男優賞、作曲賞、編集賞、脚色賞の6部門に選出されています。

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『ブラック・クランズマン』(原題:BlacKkKlansman)

1979年、アメリカ・コロラド州コロラドスプリングスの警察署でロン・ストールワースは初の黒人刑事として採用される。署内の白人刑事から冷遇されるも捜査に燃えるロンは、新聞広告に掲載されていた過激な白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)のメンバー募集に電話をかけてしまう。自ら黒人でありながら電話で徹底的に黒人差別発言を繰り返し、入会の面接まで進んでしまう。問題は黒人のロンはKKKと対面することができないことだ。そこで同僚の白人刑事フリップ・ジマーマンに白羽の矢が立つ。電話はロン、KKKとの直接対面はフリップが担当し、二人で1人の人物を演じることに。任務は過激派団体KKKの内部調査と行動を見張ること。果たして、型破りな刑事コンビは大胆不敵な潜入捜査を成し遂げることができるのかー!?

監督・脚本/スパイク・リー
製作/スパイク・リー、ジェイソン・ブラム、ジョーダン・ピール
出演/ジョン・デヴィッド・ワシントン、アダム・ドライバー、ローラ・ハリアー、トファー・グレイス、アレック・ボールドウィンほか
2018年/アメリカ/カラー/デジタル/英語/映倫:G指定

日本公開/2019年3月22日、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
配給/パルコ
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