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2019.02.03 22:10

【受賞リスト】全米監督組合賞は『ROMA/ローマ』のアルフォンソ・キュアロンが受賞!

  • Fan's Voice Staff

第71回全米監督協会賞(Directors Guild of America Award、略称DGA賞)が2月2日(LA現地時間)に発表されました。

長編映画監督賞には、前哨戦でも多数受賞している『ROMA/ローマ』のアルフォンソ・キュアロンが下馬評通り受賞。これでアカデミー賞監督賞もほぼ確定といって良いでしょう。

キュアロンは、2013年にも『ゼロ・グラビティ』でも受賞しており、2度目の受賞となりました。同賞は、2014年、2015年とアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥが『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』、『レヴェナント:蘇りし者』で2年連続で受賞、2017年にギレルモ・デル・トロが『シェイプ・オブ・ウォーター』で受賞と、この6年でメキシコ人監督が5回受賞しています。

映画界に登場した瞬間から注目されていた“メキシコの三人衆“ですが、名実ともにハリウッド映画を支える存在となったといえるでしょう。

以下、映画部門のノミネートおよび受賞者一覧です(★=受賞者)。

長編映画監督賞

アルフォンソ・キュアロン監督『ROMA/ローマ』

★アルフォンソ・キュアロン監督『ROMA/ローマ』
ブラッドリー・クーパー監督『アリー/ スター誕生』
ピーター・ファレリー監督『グリーンブック』
スパイク・リー監督『ブラック・ランズマン』
アダム・マッケイ監督『バイス』

初長編映画賞

ボー・バーナム監督『Eighth Grade』

★ボー・バーナム監督『Eighth Grade』
ブラッドリー・クーパー監督『アリー/ スター誕生』
カルロス・ロペス・エストラーダ監督『Blindspotting』
マシュー・ハイネマン監督『A Private War』
ブーツ・ライリー監督『Sorry to Bother You』

ドキュメンタリー映画監督賞

ティム・ウォードル監督『まったく同じ3人の他人』

★ティム・ウォードル監督『まったく同じ3人の他人』
モーガン・ネヴィル監督『Won’t You Be My Neighbor?』
ラメル・ロス監督『Hale County This Morning, This Evening』
エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ監督、ジミー・チン監督『Free Solo』
ベッツィ・ウエスト監督、ジュリー・コーエン監督『RBG』