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2019.02.01 19:00

『女王陛下のお気に入り』サンディ・パウエル製作の衣装が2月6日より六本木で展示決定

  • Fan's Voice Staff

本年度アカデミー賞監督賞にノミネート、今最も注目されるギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモス監督の最新作『女王陛下のお気に入り』の衣装展が、2月6日(水)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催されることが決定しました。

展示される衣装は、アン女王(オリヴィア・コールマン)、アビゲイル(エマ・ストーン)、レディ・サラ(レイチェル・ワイズ)が本作の撮影で実際に着用した、伝説の衣装デザイナーサンディ・パウエル製作による衣装となります。

イギリス出身のサンディ・パウエルは、ジョン・マッデン監督『恋におちたシェイクスピア』(98年)、マーティン・スコセッシ監督『アビエイター』(04年)、ジャン=マルク・ヴァレ監督『ヴィクトリア女王 世紀の愛』(09年)で3度のアカデミー賞に輝いたほか、『ギャング・オブ・ニューヨーク』(02年)、『キャロル』(15年)、『シンデレラ』(15年)など9作品で同賞ノミネート入りを果たしています。本年度アカデミー賞では、『女王陛下のお気に入り』と並び、ディズニー映画『メリー・ポピンズ:リターンズ』でも衣装デザイン賞にノミネートされています。新作はマーティン・スコセッシ監督の『The Irishman』(19年)。映画業界への貢献により大英帝国四等勲爵士に叙されています。

『女王陛下のお気に入り』は本年度アカデミー賞で作品賞など最多10ノミネートを受けており、アン女王を演じたオリヴィア・コールマンは主演女優賞に、貴族への返り咲きを狙う召使のアビゲイル役のエマ・ストーンと、女王の幼なじみで親友のレディ・サラを演じたレイチェル・ワイズは共に助演女優賞に選出されています。

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『女王陛下のお気に入り』(原題:The Favourite)

18世紀初頭、フランスとの戦争状態にあるイングランド。虚弱な女王、アン(オリヴィア・コールマン)が王位にあり、彼女の幼馴染、レディ・サラ(レイチェル・ワイズ)が病身で気まぐれな女王を動かし、絶大な権力を振るっていた。そんな中、没落したサラの従妹アビゲイル(エマ・ストーン)が召使いとして参内し、その魅力がレディ・サラとアン女王を引きつける。レディ・サラはアビゲイルを支配下に置くが、一方でアビゲイルは再び貴族の地位に返り咲く機会を伺っていた。戦争の継続をめぐる政治的駆け引きが続く中、急速に育まれるサラとの友情がアビゲイルにチャンスをもたらすが、その行く手には数々の試練が待ち受けていた。

監督/ヨルゴス・ランティモス
キャスト/エマ・ストーン、レイチェル・ワイズ、オリヴィア・コールマン、ニコラス・ホルト、ジョー・アルウィン
2018年/アイルランド・アメリカ・イギリス映画

日本公開/2019年2月15日(金)全国ロードショー
配給/20世紀フォックス映画
© 2018 Twentieth Century Fox