【受賞一覧】第25回全米映画俳優組合賞(SAGアワード)授賞式が開催
- Fan's Voice Staff
第25回全米映画俳優組合賞(SAGアワード)の授賞式が現地時間1月27日(日)にロサンゼルスで開催され、本年度の受賞者・受賞作が発表されました。
俳優組合のメンバーは、アカデミー賞会員と多くが重なるため、アカデミー賞の行方を予想する上でも見逃せないアワードです。
映画部門の主演女優賞のグレン・クローズ(『天才作家の妻 40年目の真実』)、助演男優賞のマハーシャラ・アリ(『グリーンブック』)は、前哨戦同様に強さを見せました。アカデミー賞でもこのふたりは最有力候補といえるでしょう。
主演男優部門は、ディック・チェイニー元米国副大統領を演じ、前哨戦では多くの賞を受賞してきた『バイス』のクリスチャン・ベールを抑えて、『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレックが見事受賞! 予想を上回る作品の世界的なヒットで、アカデミー賞も狙えそうな勢いを見せています。
助演女優部門は、『クワイエット・プレイス』のエミリー・ブラントが受賞。ゴールデン・グローブ賞など前哨戦で受賞しまくっている『ビール・ストリートの恋人たち』のレジーナ・キングがまさかのノミネート漏れとなったことも話題でしたが、夫ジョン・クラシンスキーが監督したスリラー・ホラー『クワイエット・プレイス』、ディズニー・ミュージカル『メリー・ポピーンズ:リターンズ』の2作品で主演し、大活躍のブラントが“助演”部門での受賞となりました。
以下、映画部門のノミネートおよび受賞一覧です(★が受賞作)。
キャスト賞
『アリー/ スター誕生』
★『ブラックパンサー』
『ブラック・クランズマン』
『ボヘミアン・ラプソディ』
『クレイジー・リッチ!』
主演男優賞
クリスチャン・ベール『バイス』
ブラッドリー・クーパー『アリー/ スター誕生』
★ラミ・マレック『ボヘミアン・ラプソディ』
ヴィゴ・モーテンセン『グリーンブック』
ジョン・デヴィッド・ワシントン『ブラック・クランズマン』
主演女優賞
エミリー・ブラント『メリー・ポピンズ:リターンズ』
★グレン・クローズ『天才作家の妻 40年目の真実』
オリヴィア・コールマン『女王陛下のお気に入り』
レディー・ガガ『アリー/ スター誕生』
メリッサ・マッカーシー『Can You Ever Forgive Me?』
助演男優賞
★マハーシャラ・アリ『グリーンブック』
ティモシー・シャラメ『ビューティフル・ボーイ』
アダム・ドライバー『ブラック・クランズマン』
サム・エリオット『アリー/ スター誕生』
リチャード・E・グラント『Can You Ever Forgive Me?』
助演女優賞
エイミー・アダムス『バイス』
★エミリー・ブラント『クワイエット・プレイス』
マーゴット・ロビー『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』
エマ・ストーン『女王陛下のお気に入り』
レイチェル・ワイズ『女王陛下のお気に入り』
スタントアンサンブル演技賞
『アントマン&ワスプ』
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
『バスターのバラード』
★『ブラックパンサー』
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』