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2019.01.21 17:01

ネメシュ・ラースロー監督最新作『サンセット』3月15日公開決定!日本版予告編が到着

  • Fan's Voice Staff

『サウルの息子』のネメシュ・ラースロー監督最新作『サンセット』(英題:Sunset)が3月15日(金)に日本公開されることが決定し、日本版予告編が解禁されました。

一人の若い女性が見つめた第一次世界大戦前、ヨーロッパの中心都市の繁栄と闇を描く本作。舞台は1913年、オーストリア=ハンガリー二重帝国時代に栄華を極めたハンガリーのブダペスト。

予告編は、両親が遺したブダペストのレイター帽子店を訪れたイリス(ユリ・ヤカブ)が、試着した帽子のヴェールを上げる印象的なシーンから始まります。招かざる客である彼女は、自分に兄がいたことを知ると、憑りつかれたかのように失われた足跡を辿り始めます。それは決して容易な道のりではなく、誰もが憧れる華やかな高級帽子店の裏の顔、そして伯爵殺しという恐ろしい兄の秘密に直面することに……。栄華を誇ったブダペストと、その崩壊を予想させる銃声。全編を通して張り巡らされた緊張と謎に引き込まれる、<体験型映画>の片鱗を味わえるのはネメシュ監督の作品ならでは。

ヒロインの美しくも険しい眼差しが目撃した、第一次世界大戦前夜のブダペストとは?絶頂と崩落、そして再生──。繰り返される世界の終わりと始まりを感じさせる予告編です。

ネメシュ・ラースロー監督は、長編デビュー作『サウルの息子』で第88回アカデミー外国語映画賞、第73回ゴールデン・グローブ賞、第68回カンヌ国際映画祭グランプリを同時受賞という快挙を成し遂げたハンガリーの若き巨匠。世界中に与えた同作の衝撃は、3年の時を経た今も強く記憶に残ります。

『サンセット』は2018年9月にヴェネチア国際映画祭でプレミア上映され、国際批評家連盟賞を受賞。第91回アカデミー賞外国語映画賞ハンガリー代表に選出されています。

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『サンセット』(英題:Sunset)

1913年、オーストリア=ハンガリー帝国が栄華を極めた時代。イリスは、ヨーロッパの中心、ブダペストのレイター帽子店で働くことを夢見てやってくる。そこは、彼女が2歳の時に亡くなった両親が遺した高級帽子店だ。だが今のオーナーであるブリルは、突然現れた彼女を歓迎することはなく追い返してしまう。オーストリア皇太子も訪れるような華やかで憧れの場所に見えた帽子店。しかし、そこには大きな闇が隠されていた。裏ではウィーンの王侯貴族に店の女性を捧げているという。またイリスには兄がいたことを初めて知るが、兄カルマンは伯爵殺しという大きな事件を起こしていた。彼女は失踪している兄を必死に探し始めるが辿り着けない。やがて兄とその仲間たちによる貴族への暴動が起こる。イリスもまた第一次世界大戦前に激動するヨーロッパの渦に巻き込まれていく。果たして、彼女は兄と巡り逢うことができるのか?そして高級帽子店が行きつく運命は?

監督・脚本/ネメシュ・ラースロー
出演/ユリ・ヤカブ、ヴラド・イヴァノフ、モーニカ・バルシャイ
2019/ハンガリー、フランス/カラー/ハンガリー語、ドイツ語/142分/原題:Napszállta

日本公開/2019年3月15日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他にてロードショー
配給/ファインフィルムズ
後援/ハンガリー大使館
公式サイト
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