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2019.01.16 18:00

新生『サスペリア』にオリジナル版主演女優ジェシカ・ハーパーが出演!劇中写真が解禁

  • Fan's Voice Staff

『君の名前で僕を呼んで』で世界の映画ファンを魅了したイタリアの名匠ルカ・グァダニーノ監督が、伝説の傑作ホラー『サスペリア』(77年)を再構築した新作が、2019年1月25日(金)に日本公開されます。77年度版で主演を演じ、本作でも重要な役所で出演しているジェシカ・ハーパーの劇中写真が解禁されました。

77年版『サスペリア』は、巨匠ダリオ・アルジェント監督の代表作であり、後出のホラー映画や世界中の監督に多大なる影響を与えた傑作です。1日本で劇場公開された当時も“とてつもなく怖い映画”と大反響となり、70年代を代表する“トラウマ映画”としていまもなお語り継がれています。幼少期にオリジナル版『サスペリア』を観て衝撃を受け、自身でリメイクすることを夢みたルカ・グァダニーノが、オリジナルの設定やキャラクターをベースにまったく新しい物語に構築し、今日的な“トラウマ映画”として甦らせました。

舞台は1977年のベルリン。世界的に有名な舞踊団“マルコス・ダンス・カンパニー”に夢と希望を胸にアメリカからやってきた若きダンサーのスージー・バニヨン(ダコタ・ジョンソン)は、カリスマ振付師マダム・ブラン(ティルダ・スウィントン)の目に留まります。直々のレッスンを続けるなか、スージーの周りでは不可解な出来事が頻発、ダンサーが次々と失踪を遂げます──。

左より)クレンペラー博士(ティルダ・スウィントン)、アンケ(ジェシカ・ハーパー)

オリジナル版の主人公スージーを演じたジェシカ・ハーパーは、グァダニーノ版『サスペリア』にも旧作にはない新しいキャラクターで出演。グァダニーノ監督から直接オファーを受けたジェシカは、「ルカと一緒に仕事ができるなんて、光栄だと思った」と、即快諾したそう。ルッツ・エバースドルフ名義でクレジットされながらも実はティルダ・スウィントンが演じていることで話題の心理療法士クレンペラー博士の妻アンケという重要な役で登場します。ジェシカは「実は私はルッツ・エバースドルフとのシーンがほとんどで、若い女優さんと一緒に演技をすることはなかったのだけど、この俳優さんとは、独特で素晴らしい信頼関係を築くことができた。素晴らしい体験としか言いようがないものだった」と、ティルダが演じていることは伏せながら、撮影を振り返りました。

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『サスペリア』(原題:Suspiria)

監督/ルカ・グァダニーノ
音楽/トム・ヨーク(レディオヘッド)
出演/ダコタ・ジョンソン、ティルダ・スウィントン、ミア・ゴス、ルッツ・エバースドルフ、ジェシカ・ハーパー、クロエ・グレース・モレッツ

日本公開/2019年1月25日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給/ギャガ
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