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2018.12.22 11:00

ベン・ハーディ登場!『メアリーの総て』本編シーン映像が解禁

  • Fan's Voice Staff

200年にわたり愛され続けてきたゴシック小説の金字塔「フランケンシュタイン」。この恐ろしくも哀しい〈怪物〉を生み出したのは、わずか18歳のメアリー・シェリーだった──。19世紀のイギリスを舞台に、これまでヴェールに包まれてきた、メアリーの波乱に満ちた人生を初めて映画化した『メアリーの総て』より、医師であり「吸血鬼」の作者ポリドリを演じたベン・ハーディ登場シーンの本編映像が公開されました。

エル・ファニングをはじめ、ダグラス・ブースやベル・パウリー、トム・スターリッジら若手注目株が勢揃いしていることでも話題の本作。自由恋愛主義を掲げるダメ男パーシー・シェリー(ダグラス・ブース)、メアリーとパーシーの駆け落ちになぜか付いてきちゃう義理の妹クレア(ベル・パウリー)、青白い顔が強烈な印象を残す、変わり者のバイロン卿(トム・スターリッジ)と、それぞれが個性強めなキャラクターです。

その中でも、今最も注目の俳優と言えば、日本公開以来異次元の大ヒットを記録している『ボヘミアン・ラプソディ』でクイーンのドラマー、ロジャー・テイラーを演じた英俳優のベン・ハーディ。金髪ロン毛姿から一変、本作では英国調衣装に身を包み、医者でありながら、名作「吸血鬼」の作者でもあるインテリイケメンのポリドリ役を好演しています。ポリドリは、メアリーの良き理解者であり、良き友人としてメアリーを支えたひとり。今回解禁された映像でも、女遊びが激しく、メアリーを追い詰めていくパーシーと対立するシーンが描かれています。

ベンは撮影を振り返り「シェリーとポリドリの対決ともいえるこのシーンの撮影が本当に楽しみだったんだ。物凄く感情が高ぶるシーンだよ。ダグラスも僕も明確に撮影のイメージを頭に描けていたと思う。本当に信じられないほど素晴らしい撮影だったよ」と明かし、その仕上がりに自信をのぞかせています。

『メアリーの総て』は12月15日(土)に全国14館で日本公開を迎え、土日2日間で動員3,255名、興収4,460,900円をあげる好スタート。これは、『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』(2016年6月4日(土)公開/最終興収6,100万円/全国11館)公開時の土日興収対比100%となる数字です。

上映後に実施された出口調査では満足度97%と非常に高く、「誰かに勧めたい」と答えた方が94%と、口コミも期待できる結果に。SNSでは「女性抑圧の時代に生きるメアリーの”もがき”は現代にも通じるのかもしれない」、「エル・ファニングの圧倒的な演技力」、「強い意志を持った女性に胸を打たれます」、「『ボヘミアン・ラプソディ』のベン・ハーディが良かった」、「美しく、力強く、切ない映画」といった絶賛コメントが続出しています。

監督は、長編映画デビュー作となる『少女は自転車にのって』(12年)で第86回アカデミー賞外国語映画賞に出品、各国の批評家から絶賛を浴びたハイファ・アル=マンスール。サウジアラビア初の女性監督として殺害予告を受けるなど、メアリー同様に波乱に満ちた人生を生きるハイファ監督は、メアリーの生き様に強く感銘を受け、哀しくも美しいメアリーの人生を極上の映像美でスクリーンに焼き付けました。

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『メアリーの総て』(原題:Mary Shelley)

「不幸」に抱かれ、「死」に口づけられ、世紀の傑作を産んだ──。

19世紀イギリス 小説家を夢見るメアリーは“異端の天才”と噂される、妻子ある詩人パーシー・シェリーと出会う。互いの才能に強く惹かれあった二人は、情熱に身を任せ、駆け落ちする。愛と放蕩の日々は束の間、メアリーに襲い掛かる数々の悲劇。失意のメアリーはある日、夫と共に滞在していた、悪名高い詩人・バイロン卿の別荘で「皆で一つずつ怪奇談を書いて披露しよう」と持ちかけられる。深い哀しみと喪失に打ちひしがれる彼女の中で、何かが生まれようとしていた……。

監督/ハイファ・アル=マンスール
出演/エル・ファニング、ダグラス・ブース、ベル・パウリー、トム・スターリッジ
イギリス、ルクセンブルク、アメリカ/121分/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/字幕翻訳:牧野琴子

日本公開/2018年12月15日(土)より シネスイッチ銀座、シネマカリテほか 全国順次公開
配給/ギャガ
公式サイト
© Parallel Films (Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm) Limited / The British Film Institute 2017