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2018.12.19 8:00

ティモシー・シャラメ最新作『ビューティフル・ボーイ』邦題決定

  • Fan's Voice Staff

『君の名前で僕を呼んで』で世界中の映画ファンを魅了し、2018年アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた、ハリウッドで今一番ホットな男ティモシー・シャラメが出演する最新作『Beautiful Boy』(原題)の邦題が『ビューティフル・ボーイ』に決定しました。

現在はNETFLIXの人気ドラマ『13の理由』の脚本家として活躍するニック・シェフのドラックから克服するまでの壮絶な体験を元にした家族と愛と再生の物語。息子と父親それぞれの視点から描いた2冊の回顧録を原作とし、父親デヴィッドを『フォックスキャッチャー』のスティーヴ・カレルが演じ、ティモシーはその息子ニック役を熱演しています。

「ビューティフル・ボーイ」と聞き、多くの人が連想するのは、1980年に発表された、ジョン・レノンによる同名の楽曲。ジョン・レノンが当時5歳だった息子・ショーンのために書き、数々のアーティストによってカバーされ世界中で愛される曲です。劇中でも、父・デヴィッドが、息子・ニックの子守唄として口ずさむ場面に使用されており、観客の感情を大きく揺さぶるシーンとなっています。“人生は長い道のり。毎日、あらゆることが少しずつ良くなっていくんだよ”と優しく語りかけるこの曲と父・デヴィッドが、息子・ニックを“愛し、見守り続ける”物語の世界観にシンクロしています。さらに、スティーヴ・カレル演じるデヴィッド本人は、人気音楽ライターとして活動しており、ジョン・レノンの生前最後のロングインタビューを担当したという背景も。

このタイトルは、父・デヴィットから見た息子・ニックを表現していますが、ニックを演じるティモシー・シャラメは、まさに“ビューティフル・ボーイ”そのもの。この言葉を用いて形容することを誰しもが納得する“唯一無二の存在”として、劇中でもドラッグへ堕ちていく姿さえも美しく、観客の心を魅了します。

2018年のアカデミー賞授賞式でゲイリー・オールドマンに「君は絶対ここに戻ってくる」言わしめたシャラメは本作でいかんなく才能を発揮し、先日発表されたゴールデン・グローブ賞でも助演男優賞にノミネートされるなど、賞レースを牽引中。ゲイリーの予言が早くも現実となるのか、本国のメディアや評論家からアカデミー賞ノミネートも有力視されており、今後の動向が期待されます。

製作はブラッド・ピットが代表を務めるプランBエンターテインメント(『ムーンライト』、『それでも夜は明ける』など)、この実話に感動したブラッド本人がプロデュースを手掛けています。

『ビューティフル・ボーイ』は2019年4月に全国公開。

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『ビューティフル・ボーイ』(原題:Beautiful Boy)

父デヴィッドと、ドラッグ依存症だった息子ニックがそれぞれの視点で書いた2冊のノンフィクションを原作に、ニックが更生にいたるまでを描く、実話に基づく愛と再生の物語。

監督/フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン
脚本/ルーク・デイヴィス
出演/スティーヴ・カレル、ティモシー・シャラメ
製作/PLAN B2018/アメリカ/120分/ビスタサイズ/R-15

日本公開/2019年4月より TOHOシネマズ シャンテ他にて全国公開
提供/ファントム・フィルム、カルチュア・パブリッシャーズ、朝日新聞社
配給/ファントム・フィルム
公式サイト
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