News

2018.12.17 11:42

イーストウッド監督・主演『運び屋』に絶賛の声が続々!全米実写1位スタート

  • Fan's Voice Staff

幾度となく麻薬を運び、巨額の報酬を得ていた伝説の“運び屋”。その男はなんと、90歳の老人!機知に富み、麻薬取締局の捜査をかいくぐり、最年長の“運び屋”となった老人の、前代未聞の実話。巨匠クリント・イーストウッド10年ぶりの監督・主演の最新作『運び屋』(原題:The Mule)が12月14日(現地時間)に全米公開を迎え、見事全米オープニング興行収入初登場実写No.1スタートを切りました。

全米2,588館で封切られた本作は、12月14日~12月16日までの3日間で興収1,721万ドル(約19億5千万円)を記録(※Box Office Mojo調べ)。オープニング興行収入は、『スパイダーマン:スパイダーバース』に次ぐ初登場2位、実写映画では1位を獲得し、1スクリーンあたりのアベレージは6,650ドルを超える大ヒットスタートとなりました。

80歳代に入った後も精力的に映画製作を続けるクリント・イーストウッドですが、自らの監督作品で主演を務めるのは『グラン・トリノ』(08年)以来10年ぶり。本作では、2014年に「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」に掲載され全米を驚愕させた史上最高齢の“運び屋”アールを演じています。

全米大ヒットを受けて解禁された場面写真は、予告編でも紹介されている、自分の農園が差し押さえされたアールの姿をとらえたもの。沈痛な表情で農園を後にするアールは、自分の農園が差し押さえられ生活が逼迫しています。この老人が一体なぜ、メキシコの麻薬カルテルと関わることになっていくのか……?

俳優として集大成となる本作をいち早く映画を鑑賞した全米メディアや批評家からは、「イーストウッドが贈る忘れられない演技」(FOX TV)、「イーストウッドのファンなら確実に楽しめる」(Variety)、「年をとっても尚、監督、俳優として高みを目指している」(Hollywood Reporter)といった絶賛の声が続々と上がっています。

2014年6月に「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」に掲載された「シナロア・カルテルの90歳の運び屋」という記事をベースに脚本を手がけるのは、『グラン・トリノ』の名手ニック・シェンク。イーストウッド演じるアールを追い詰める麻薬取締局の捜査官を演じるのは、『アメリカン・スナイパー』(14年)でアカデミー賞主演男優賞ノミネート、初監督作『アリー/ スター誕生』が本年度ゴールデン・グローブ賞主要5部門に選出されたことで話題のブラッドリー・クーパー。さらに、ローレンス・フィッシュバーン、アンディ・ガルシア、マイケル・ペーニャ、ダイアン・イーストといったアカデミー賞の常連俳優が脇を固め、実際の親子であるアリソン・イーストウッドが主人公の娘を演じるほか、新進のタイッサ・ファーミガら、豪華キャストが顔を揃えます。

『運び屋』は、2019年3月8日より全国ロードショー。

==

『運び屋』(原題”The Mule)

アール・ストーン(クリント・イーストウッド)は金もなく、孤独な90歳の男。商売に失敗し、自宅も差し押さえられかけたとき、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられる。それなら簡単と引き受けたが、それが実はメキシコの麻薬カルテルの「運び屋」だということを彼は知らなかった…。

監督・出演/クリント・イーストウッド
脚本/ニック・シェンク
出演/ブラッドリー・クーパー、ローレンス・フィッシュバーン、アンディ・ガルシア、マイケル・ペーニャ、ダイアン・ウィ―スト、アリソン・イーストウッド、タイッサ・ファーミガ
全米公開/12月14日(金)公開
上映時間/1時間56分(予定)

mule日本公開/2019年3月8日(金)全国ロードショー
配給/ワーナー・ブラザース映画
©2018 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC