エル・ファニング主演『メアリーの総て』衣装画像が到着
- Fan's Voice Staff
200年にわたり愛され続けてきたゴシック小説の金字塔「フランケンシュタイン」。この恐ろしくも哀しい〈怪物〉を生み出したのは、わずか18歳のメアリー・シェリーだった──。19世紀のイギリスを舞台に、これまでヴェールに包まれてきた、メアリーの波乱に満ちた人生を初めて映画化した『メアリーの総て』より、19世紀イギリスの世界観を彩る華麗な衣装画像の数々が到着しました。
本作では、エル・ファニングをはじめ、出演するキャストたちが身を包む華麗な衣装も見どころのひとつ。19世紀イギリスの当時の時代背景や文化を参考にしつつ、現代の感覚にも通用する衣装を目指して作り上げられました。
マンスール監督は衣装について「時代設定にしっくり合い、なおかつ現代人の感覚に訴えるファッショナブルでエレガントなものにしたかった」と説明。「どのコスチュームもとても魅力的よ。時代設定は古いけれど、現代的な感覚の映画にしたかった。衣装はその鍵を握る大切な要素だわ」と、映画の中での衣装の持つ役割の大切さを明かしています。
そんな衣装を見事に着こなしたファニングは「コルセットも何も着たことがなかった。最初の衣装合わせで着せてもらって…ちゃんと測って私のために作ってくれたのよ!」と振り返り。「とてもクレイジーだと思ったのは、今回メアリーが妊娠しているシーンもあるけれど、当時は妊娠中もお腹の上からコルセットをしていたんですって。ショッキングだった!」と、当時の常識に衝撃を受けたそう。
もちろん、女性みならず、男性陣の衣装も美しいものばかり。特に、パーシー・シェリーを演じたダグラス・ブースは、本作で衣装を担当したカロリーヌ・クーネルと協力してオリジナルの香水まで作るほどのこだわりを見せています。
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『メアリーの総て』(原題:Mary Shelley)
「不幸」に抱かれ、「死」に口づけられ、世紀の傑作を産んだ──。
19世紀イギリス 小説家を夢見るメアリーは“異端の天才”と噂される、妻子ある詩人パーシー・シェリーと出会う。互いの才能に強く惹かれあった二人は、情熱に身を任せ、駆け落ちする。愛と放蕩の日々は束の間、メアリーに襲い掛かる数々の悲劇。失意のメアリーはある日、夫と共に滞在していた、悪名高い詩人・バイロン卿の別荘で「皆で一つずつ怪奇談を書いて披露しよう」と持ちかけられる。深い哀しみと喪失に打ちひしがれる彼女の中で、何かが生まれようとしていた……。
監督/ハイファ・アル=マンスール
出演/エル・ファニング、ダグラス・ブース、ベル・パウリー、トム・スターリッジ
イギリス、ルクセンブルク、アメリカ/121分/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/字幕翻訳:牧野琴子
日本公開/2018年12月15日(土)より シネスイッチ銀座、シネマカリテほか 全国順次公開
配給/ギャガ
公式サイト
© Parallel Films (Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm) Limited / The British Film Institute 2017