イーストウッド監督・主演最新作『運び屋』19年3月8日公開決定!特報映像&ポスターが到着
- Fan's Voice Staff
幾度となく麻薬を運び、巨額の報酬を得ていた伝説の“運び屋”。その男はなんと、90歳の老人!機知に富み、麻薬取締局の捜査をかいくぐり、最年長の“運び屋”となった老人の、前代未聞の実話。巨匠クリント・イーストウッド監督・主演の最新作『運び屋』(原題:The Mule)が2019年3月8日に全国公開されることが決定、日本版ポスタービジュアルと特報映像が到着しました。
前作『15時17分、パリ行き』(17年)からわずか1年、88歳とは思えぬハイペースな仕事ぶりのイーストウッド監督。自らの監督作品で主演を務めるのは『グラン・トリノ』(08年)以来10年ぶりです。
ポスターに写っているのは、沈みかけた太陽が照らす荒涼とした土地をゆく1台のピックアップトラックと、イーストウッドの横顔のみ。深く刻まれた皺の奥から、1950年代から走り続けてきた俳優、イーストウッド自身が歩んできた道を見つめているようにも見えます。
ベースになったのは2014年6月に「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」に掲載された「シナロア・カルテルの90歳の運び屋」という1本の“仰天”記事。
メキシコからデトロイトへ大量のコカインが運びこまれている中、麻薬取締局が必死の捜査の末に掴んだのは、たったひとりで大量のコカインを運ぶ伝説の“運び屋”の存在。追跡捜査の末、怪しまれないように通常の速度違反のように停車させると、警察の前に現れた“運び屋”は、しわくちゃの老人!2011年の逮捕時、レオ・シャープは87歳。逮捕歴もない、ありきたりな老人でした。
この記事をもとに『グラン・トリノ』の名手、ニック・シェンクが脚本化、麻薬捜査をめぐるサスペンスフルな展開で極上のドラマを見せきる傑作に仕立て上げました。
アールを追いつめる麻薬取締局の捜査官に『アメリカン・スナイパー』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたブラッドリー・クーパー。さらにローレンス・フィッシュバーン、アンディ・ガルシア、マイケル・ペーニャ、ダイアン・イーストといったアカデミー賞の常連俳優が脇を固め、さらに実の子であるアリソン・イーストウッドが主人公の娘役として出演しています。
今回の特報映像で特筆すべきは、『運び屋』というタイトルと「人は永遠には走れない」というコピーを読み上げる声。ナレーションを担当するのは、イーストウッドの独特の存在感を日本のファンに定着させた故・山田康夫の声質を受け継いだ俳優・声優の多田野曜平。凄みと軽ささを併せ持った唯一無二の声質が、映画公開への期待を高めています。
本作の原題にある”mule”は、動物のラバを意味しますが、転じて“運び屋”という意味を持つ言葉です。
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『運び屋』(原題”The Mule)
アール・ストーン(クリント・イーストウッド)は金もなく、孤独な90歳の男。商売に失敗し、自宅も差し押さえられかけたとき、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられる。それなら簡単と引き受けたが、それが実はメキシコの麻薬カルテルの「運び屋」だということを彼は知らなかった…。
監督・出演/クリント・イーストウッド
脚本/ニック・シェンク
出演/ブラッドリー・クーパー、ローレンス・フィッシュバーン、アンディ・ガルシア、マイケル・ペーニャ、ダイアン・ウィ―スト、アリソン・イーストウッド、タイッサ・ファーミガ
全米公開/12月14日(金)公開
上映時間/1時間56分(予定)
mule日本公開/2019年3月8日(金)全国ロードショー
配給/ワーナー・ブラザース映画
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