マイケル・ムーア最新作『華氏119』日本版本予告映像が公開
- Fan's Voice Staff
ブッシュ政権を猛烈に批判し、全世界2億ドル、日本でも興収17億円を記録した大ヒット問題作『華氏911』(04年)をはじめ、米国の銃社会に風穴を開けた『ボウリング・フォー・コロンバイン』(02年)、医療問題に鋭いメスを入れた『シッコ』(07年)と、巨大な権力に対抗し、アポなし突撃取材を敢行し、病んだアメリカ社会に一石を投じ議論と波紋を呼び続けてきたドキュメンタリー作家マイケル・ムーア。
11月2日(金)に公開される最新作『華氏119』の日本版本予告映像が解禁されました。
警告音と共に「あなたも、“トランプ慣れ”していませんか?」と、全人類への警告から始まる予告映像。「2016年11月9日ドナルド・トランプが、大統領の勝利宣言をした日」と、“119”の数字の意味を紹介し、背景には涙を流し絶望感に打ちのめされたアメリカ国民が映し出されます。トランプ大統領の「アメリカン・ドリームは終わった」という言葉を皮切りに、“人種差別”、“ツイッター炎上”、“虚言暴言”、“権力至上主義”、“スキャンダル”、“独裁者”というトランプ大統領を表す言葉の数々が現れ、なんとヒトラーのスピーチ映像にトランプ大統領の声を当てた本編内の映像まで登場!
毎日のようにニュースに取り上げられ、今や私たちにエンターテイメントを届ける存在となったトランプ大統領。次の映像にはなんとトランプ大統領とムーア監督の2ショットが!これは1998年のトーク番組で、まるで将来を予言するように「私の映画は撮らないでくれよ」というトランプ大統領の発言も。
「マイケル・ムーア砲 アメリカ直撃!」というコピーにある通り、アメリカ国民から愛されたオバマ元大統領も、最後までトランプ大統領と大統領の地位を争った民主党のヒラリー・クリントン氏も、みんなまとめてぶった切るという本作の全貌が明らかに!
2016年7月、大統領選のさなか「大統領選にトランプが勝利する5つの理由」というエッセイを書き、その予測を見事に的中させたムーア。本作ではトランプ大統領糾弾に留まらず、政治経験のないリーダーが生み出していく悲劇、前大統領のオバマの真実や対立候補者であったヒラリーの失敗、更に本当は少数派であるはずのトランプ支持者がアメリカの意思となっていくカラクリを鋭く暴き出していきます。〈なぜ、こうなった?〉を誰よりも理解しているムーアが描く、この暗黒時代の光とそのメッセージとは?果たして11月の中間選挙に一撃を与える事はできるのか?
命がけチェンジ・ザ・ワールド・エンターテイメント『華氏119』は、11月2日(金)日本上陸です。
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『華氏119』(原題:Fahrenheit 11/9)
2016年11月9日、トランプは米国大統領選の勝利を宣言──その日、米国ひいては世界の終りは始まった?!なぜこうなった?どうしたら止められる?ムーア節炸裂!宿命の戦いに手に汗にぎるリアル・エンターテイメント!
監督/マイケル・ムーア
出演/アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプ
2018/アメリカ/カラー/5.1chデジタル
日本公開/2018年11月2日(金)TOHOシネマズ シャンテ他 全国ロードショー
配給/ギャガ
©2018 Midwestern Films LLC 2018