『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』日本版本予告が公開
- Fan's Voice Staff
死んでしまった者の魂は、その悲しみは、いったいどこへ行き着き、どのように昇華されるのか?『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』は、不慮の死を遂げた男が、ゴーストとなり、最愛の妻を見守り続ける姿を描いた美しくも胸を打つ物語です。
この度、本作の日本版本予告映像が到着。すでに公開されている特報映像では多くが描かれていなかった、C(ケイシー・アフレック)とM(ルーニー・マーラ)二人のシーンが大幅に追加された他、世界に取り残され、彷徨い続けるゴーストの新たなカットも追加されています。Cを亡くし、哀しみに暮れるMや、ゴーストになる直前、霊安室に横たわるCの姿などが確認できるほか、愛する妻への想いを胸に彷徨い続けるゴーストの切ない旅路が映し出されています。
時をかけ、愛を確かめ、魂を浄化させていく「死の先」にある物語として、観る者の心を深い余韻で包みこむ幻想的な映像。「人は遺産を残そうとする」「自分が消えた後も覚えていてもらうためにね」と語られるセリフも印象に残ります。ひとり取り残されたゴーストがたどる最果ての世界とは──。
これまでありそうでなかった、ゴーストの視点から見た「死後の世界」を見事映画化したのは、『ムーンライト』(16年)、『レディ・バード』(17年)、『アンダー・ザ・シルバーレイク』(18年)など話題作を続々と配給し続けているアメリカの映画会社「A24」。
不慮の事故死を遂げ、シーツ姿のゴーストとなって彷徨い続ける夫を演じるのは、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(16年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞したケイシー・アフレック。夫に先立たれ、悲しみに暮れる妻を切々と演じるのは、『キャロル』(15年)でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞したルーニー・マーラ。本作の監督デヴィット・ロウリーの『セインツ -約束の果て-』(13年)でも共演した、超実力派俳優二人が再びタッグを組みました。
『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』は、サンダンス映画祭の観客賞を筆頭に、世界各国の映画祭でノミネート&受賞、米映画批評サイトRotten Tomatoesでは驚異の91%フレッシュという高評価を得ています(10月1日現在)。日本公開は11月17日(土)。
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『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』(原題:A Ghost Story)
田舎町の小さな一軒家に住む若い夫婦のCとMは幸せな日々を送っていたが、ある日夫Cが交通事故で突然の死を迎える。妻Mは病院でCの死体を確認し、遺体にシーツを被せ病院を去るが、死んだはずのCは突如シーツを被った状態で起き上がり、そのまま妻が待つ自宅まで戻ってきた。Mは彼の存在には気が付かないが、それでも幽霊となったCは、悲しみに苦しむ妻を見守り続ける。しかしある日、Mは前に進むためある決断をし、残されたCは妻の残した最後の想いを求め、彷徨い始めるー
監督/デヴィッド・ロウリー
出演/ケイシー・アフレック、ルーニー・マーラ
日本公開/2018年11月17日(土)全国ロードショー
配給/パルコ
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