アロー・ブラックがアメリカ音楽史の旅に出る『アメリカン・ミュージック・ジャーニー』予告編が公開
- Fan's Voice Staff
ひとりの人気ミュージシャンがアメリカ音楽のルーツを探り、新たな歌が出来るまでの軌跡を描いた、全米を旅する音楽ドキュメンタリー映画『アメリカン・ミュージック・ジャーニー』の予告編が公開されました。
シンガーソングライターのアロー・ブラックが、歴史のある多様な音楽スタイルを学ぶためにロサンゼルスを出発、ニューヨーク、シカゴ、ニューオーリンズ、マイアミなどアメリカ音楽が生まれた全米各地の街を巡り、“いかにしてアメリカ音楽が生まれ、形作られたのか?”という旅のテーマを探求しながら、新たな歌を完成させていく。
アメリカ音楽における最重要人物ともいえる二人のレジェンド、ルイ・アームストロング、エルヴィス・プレスリーの足跡をたどり、「The ‘In’ Crowd(ジ・イン・クラウド)」が全米で大ヒットを記録したジャズピアニストのラムゼイ・ルイス、全世界で1億枚セールスを記録、7度のグラミー賞受賞を誇るラテン・ポップの女王グロリア・エステファンなど、名だたるミュージシャンや友人たちと出会い、絆を深め、音楽の持つ計り知れない力を感じていきます。
アメリカ各地で音楽を楽しむ人々が映し出される予告映像。ジャズが息づくニューオーリンズではマーチングバンドが参加するパレードが催され、シカゴではフラッシュモブが披露されている様子、モータウン誕生の地・デトロイトの教会ではゴスペルを歌う学生達など、各地に根付く音楽の瞬間を捉えます。
アロー・ブラックは、今年4月に28歳の若さで夭逝したスウェーデン出身アーティストでDJのAviciiとコラボレーションで作詞・ボーカルとして参加した「Wake Me Up」(13年)が、100ヶ国以上でヒットチャートの上位にランキングされ、ミレニアル世代を中心に幅広い観客に支持される注目のアーティストです。
アローは本作出演を経て、ミュージシャンとして新たな発見が出来たと語ります。「この映画に参加することで、個人的に音楽を作る方法をさらに奥深く理解することができました。(パナマ移民の息子というとで)自分の創り出す音楽が、いかに自分自身の家族やアメリカにおけるラテンアメリカ、カリビアンの奥深い影響によってもたらされたかを知らされたのです。私はさらに歌うことに迸るエネルギーを感じ始めたのです」
監督は、ドキュメンタリー映画の分野で名を馳せ、『The Living Sea』(95年、原題)、『Dolphins』(00年、原題)と、2度のアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞にノミネートされた経歴を持つグレッグ・マクギリブレイ。
『アメリカン・ミュージック・ジャーニー』は11月16日(金)より2週間限定公開。上映館には新宿武蔵野館が追加されました。
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『アメリカン・ミュージック・ジャーニー』(原題:America’s Musical Journey)
監督/グレッグ・マクギリブレイ
脚本/スティーヴン・ジャドソン/音楽: スティーブ・ウッド
声の出演/高橋広樹(アロー・ブラック)、坂口芳貞(ナレーション)ほか
製作/マクギリブレイ・フリーマン・フィルムズ
2018年/アメリカ映画/日本語吹替/40分
日本公開/2018年11月16日(金)イオンシネマ、新宿武蔵野館ほか2週間限定公開
提供/エクスペディア、ブランドUSA、エアカナダ
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