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2018.10.02 22:00

『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』ニコラス・ケイジ起用のきっかけはあの有名俳優のひと言!

  • Fan's Voice Staff

過去のある男レッド(ニコラス・ケイジ)は、愛する女性マンディ(アンドレア・ライズブロー)と人里離れた場所で静かに暮していた。しかし、マンディに固執する狂気のカルト集団によって、彼女は目の前で惨殺される。怒り狂ったレッドは、オリジナルの武器を携え復讐に走る──。

鬼才パノス・コスマトス監督によるニコラス・ケイジ主演最新作『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』が11月10日(土)より全国公開されます。

2018年1月に開催されたアメリカ最大規模のインディペンデント映画の祭典、サンダンス映画祭 2018のミッドナイト部門や、5月の第71回カンヌ国際映画祭の「監督週間」で大絶讃された本作。米映画批評サイト「ロッテン・トマト」では最高値98%(2018年9月)を叩き出し、10月1日現在でも、94%フレッシュという高い数値を維持しています。

アメリカでは、9月14日に公開されるや否や大反響!

『パンズ・ラビリンス』、『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ監督は「クレイジー。グッド。クレイジーグッド。ゴージャス。観て!」とツイートしたほか、『ベイビー・ドライバー』や『ショーン・オブ・ザ・デッド』で知られるエドガー・ライト監督は「『マンディ』は必ず大スクリーンで観ること。間違いなく今年のお気に入り映画のひとつ。美しく、印象に残る、おもしろく、強烈な、独特なミックスの作品。上映中を通じて拍手が沸き起こっていたよ」とインスタグラムで投稿するなど、ハリウッドの著名人も続々と絶賛コメントを寄せています。

主演は『ゴーストライダー』、『コン・エアー』のニコラス・ケイジ、彼の愛する女性マンディに『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』のアンドレア・ライズブロー。監督は、『ランボー/怒りの脱出』『コブラ』のジョルジ・パン・コスマトス監督の息子、パノス・コスマトス。音楽は『ボーダーライン』『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞にノミネートされ、今年2月に急逝したヨハン・ヨハンソンが手掛けています。


また、製作に名を連ねているのは、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで知られる俳優のイライジャ・ウッド。2010年にゲームと映画の製作会社であるSpectre Visionを設立したイライジャは、『ダーティ・コップ』でニコラス・ケイジと共演した際、ふとしたきっかけから『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』の話になり、一度は断ったニコラスに、イライジャから強烈な再プッシュがあったそう。

パノス・コスマトス監督は、「自分とニコラス・ケイジとの対面はイライジャ・ウッドの存在無くしては実現しなかった」と振り返ります。また、イライジャは本作に関するインタビューで「この作品は自分たちが製作した映画で最も成功したものになった」と喜びをあらわにし、音楽を担当したヨハン・ヨハンソン、そして主演男優であるニコラス・ケイジへのオスカー・キャンペーンを想定していると語っています。

ニコラス・ケイジは1995年の『リービング・ラスベガス』でアカデミー賞主演男優賞を受賞、2002年の『アダプテーション』でも同賞にノミネートを果たしています。1982年のデビュー以降、90本以上の作品に出演してきた彼の「キャリア史上最高の演技」とも言われる『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』。本作でアカデミーの舞台に返り咲くことができるのか、注目されます。

本作は今後、10月4日に開幕する世界中からファンタジー、ホラー、SF等の秀作が集うシッチェス・カタロニア映画祭でコンペティション部門にもノミネートされているほか、富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭、カナダ・モントリオールで開催のファンタジア国際映画祭、ヌーシャンテル国際ファンタスティック映画祭など、10を超える映画祭に正式出品予定とのこと。

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『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』(原題:Mandy)

過去のある男レッド(ニコラス・ケイジ)は、愛する女性マンディ(アンドレア・ライズブロー)と人里離れた場所で静かに暮していた。しかし、マンディに固執する狂気のカルト集団によって、彼女は目の前で惨殺される。怒り狂ったレッドは、オリジナルの武器を携え復讐に走る。

監督/パノス・コスマトス
音楽/ヨハン・ヨハンソン
出演/ニコラス・ケイジ、アンドレア・ライズブロー、ライナス・ローチ
2017/ベルギー/カラー/英語/121分

日本公開/2018年11月10日(土)より新宿シネマカリテ他にてロードショー
配給/ファインフィルムズ
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