ベネチアW受賞作『The Favourite』邦題は『女王陛下のお気に入り』に決定!
- Fan's Voice Staff
先日9月8日に閉幕した第75回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品され、銀獅子賞(審査員大賞)と女優賞(オリヴィア・コールマン)をW受賞し注目を浴びている『The Favourite』(原題)の邦題が『女王陛下のお気に入り』に決定!
監督は『ロブスター』(15年)でカンヌ国際映画祭審査員賞、『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』(17年)でカンヌ国際映画祭脚本賞を受賞した、今最も注目されるギリシャ出身の鬼才、ヨルゴス・ランティモス。
女優賞を受賞したオリヴィア・コールマンは、18世紀初頭、最後のイングランド国王と呼ばれたアン女王を演じ、幼なじみのレディ・サラ(レイチェル・ワイズ)と女官アビゲイル(エマ・ストーン)という2人の側近を相手に、女王としての威厳とその深い孤独を快演。女優賞レースの最有力候補にいち早く名乗りを上げました。
貴族への返り咲きを狙う女官アビゲイル役を務めたは、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、最新作『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』では、実在するテニスの女王を演じたエマ・ストーン。権力争いの中で欲望に目覚めていく役で、新境地を拓きました。
さらに女王の幼なじみで女王を操るレディ・サラには、同じくオスカー女優のレイチェル・ワイズと、実力派三女優が集結。
加えて、X-MENシリーズでビースト/ハンク・マッコイ役を演じるニコラス・ホルト、新星ジョー・アルウィンといった美形英国俳優たちが脇を固めています。
美しい宮廷を舞台に巻き起こる、三人の女たちの複雑な関係性を、豪奢なセットと美術品のように美しい衣裳とともに華麗に描きだした本作。ベネチア国際映画祭では大絶賛の嵐となり、早くも賞レースのトップランナーとして、目が離せません!日本公開は2019年2月。
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『女王陛下のお気に入り』(原題:The Favourite)
18世紀初頭、フランスとの戦争状態にあるイングランド。虚弱な女王、アン(オリヴィア・コールマン)が王位にあり、彼女の幼馴染、レディ・サラ(レイチェル・ワイズ)が病身で気まぐれな女王を動かし、絶大な権力を振るっていた。そんな中、没落したサラの従妹アビゲイル(エマ・ストーン)が召使いとして参内し、その魅力がレディ・サラとアン女王を引きつける。レディ・サラはアビゲイルを支配下に置くが、一方でアビゲイルは再び貴族の地位に返り咲く機会を伺っていた。戦争の継続をめぐる政治的駆け引きが続く中、急速に育まれるサラとの友情がアビゲイルにチャンスをもたらすが、その行く手には数々の試練が待ち受けていた。
監督/ヨルゴス・ランティモス
キャスト/エマ・ストーン、レイチェル・ワイズ、オリヴィア・コールマン、ニコラス・ホルト、ジョー・アルウィン
2018年/アイルランド・アメリカ・イギリス映画
日本公開/2019年2月全国ロードショー
配給/20世紀フォックス映画
© 2018 Twentieth Century Fox