アーミー・ハマーが砂漠での過酷な撮影を振り返る『ALONE/アローン』インタビュー映像公開
- Fan's Voice Staff
6月16日(土)より全国公開となるアーミー・ハマー主演作『ALONE/アローン』より、体もボロボロになったという過酷を極めたという撮影を振り返るハマーのインタビュー映像が到着。
『君の名前で僕を呼んで』の大ヒットで日本での人気もうなぎ上りのハマーは、本作で自身初となるシチュエーションスリラーに挑み、製作総指揮も担当。テロリスト暗殺のミッションに失敗し、敵地から逃れる途中、3000万個以上の地雷が埋められた砂漠の地雷原に誤って足を踏み入れてしまい、地雷を踏み、援軍が到着するまでの52時間、1歩たりとも動けない極限の状況に陥った若きアメリカ兵マイクを、文字通り熱演しています。
初めて脚本を読んだ時、「ただずっと膝をついていればいい、すごく楽な役でいいな」と思っていたことを告白。しかし、「それは大きな間違いだったよ」と苦笑いを浮かべます。
撮影が行われた1か月半、砂漠でひたすら右膝を跪いている状態だったといい、「砂の上だから、膝のサポーターなんて必要ないと甘くみていたけれど、砂がまるで紙やすりのように肌を痛めつけてすりむく。本当に大変で不快だった」というその過酷さを説明。援軍が到着するまでの52時間以上、1歩も動けず自然の猛威に晒され続ける状況は、マイクの風貌を変えていくことで表現したそう。「60~70時間も日陰のない炎天下にいるとカリカリのベーコンのように」なり、唇はみるみる裂けて血まで出て、肌は焼けすぎて皮がむけ、脱水症状から幻覚まで見るようになる……。マイクが劇中みるみる“劣化”していく痛ましい様子を語りつつも、インタビューに答えるハマーの表情からは、過酷な撮影を乗り切った充実感が伺えます。
また、「僕自身も、人生に立ちはだかる壁に直面してどう乗り越えたら良いかわからない時があった。それがどんなものであれ、地雷原に立っている状況とは比べられないけれど、何かしらのものに誰しもが抱いている恐怖を象徴していると思うんだ」と、自身に置き換えつつ映画のテーマを語りました。
ハマーが語る“謎のベルベル人”の存在や、跪いたまま何者かと格闘する本編中のシーンなど、ひとりの男が極限の状況に陥った末に体験する出来事には、観客の想像をはるかに上回るイマジネーションが広がっているのも本作の大きな見どころです。
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『ALONE/アローン』(原題:Mine)
暗殺のミッションに失敗した、若きアメリカ兵士・マイク。逃れた先が、3,000万以上の地雷が埋まる地雷原だと気づいたその時、目の前で仲間の兵士が爆死。さらにその瞬間、“カチッ!”…。自らも地雷を踏み、一歩足りとも動けない絶体絶命の窮地に立たされる。援軍と連絡も途絶え、救出まで52時間。その間、容赦なく次々に押し寄せる自然の脅威と、心に封印してきた過去のトラウマからくる激しいフラッシュバックに襲われ続ける。現実と幻覚の間を彷徨い、己との孤独で壮絶な戦いを強いられた男の運命は――。
監督・脚本/ファビオ・レジナーロ、ファビオ・グアリョーネ
出演/アーミー・ハマー、アナベル・ウォーリス、ジェフ・ベル
2016年/アメリカ、スペイン、イタリア/106分/英語
公開日/2018年6月16日(土) 新宿シネマカリテ 他全国公開
配給/パルコ
公式サイト
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