『ゲティ家の身代金』日本版 名言キャラクターポスター4種公開
- Fan's Voice Staff
米・フォーチュン誌で世界初の億万長者に認定された石油王ジャン・ポール・ゲティ。1973年にローマで彼の孫が誘拐され、当時史上最高額とも祝える身代金を要求されたものの、その支払いを拒否した世界一有名な誘拐事件が、巨匠リドリー・スコットの手によりついに映画化。『ゲティ家の身代金』が5月25日(金)に日本公開されます。
1973年、世界中を震撼させた誘拐事件。人質は世界一の大富豪であるアメリカ人石油王ジャン・ポール・ゲティの孫、ジョン・ポール・ゲティ三世。犯人はイタリア最大の犯罪組織。大富豪ゲティがその身代金の支払いを拒否したことでも有名で、日本の新聞、週刊誌でも大きく報道されました。この事件の裏側で、人質の母親アビゲイル・ハリスは、ゲティに身代金の支払いの協力を求め、誘拐犯と身代金を拒むゲティの間で戦い続けます。しかしそれを拒否された彼女は、愛する息子の救出のため、誘拐犯に加えて冷酷な大富豪に立ちはだかることに…。”一般家庭の母”はいかにこの2つの強敵に立ち向かったのか…。
この度、主人公のアビゲイル・ハリスを始め、映画の中心となる4人を象徴する台詞が記載された本作のキャラクターポスターが公開されました。
ゲイルの上に掲げられた台詞「巨大な帝国と戦っているの」からは、息子を誘拐された苦悩や誘拐犯への怒りに加え、本来ならば協力し合えるはずの身内であるゲティとも戦わなければならない彼女の憔悴しきった姿、誘拐犯と世界一の大富豪を同時に戦わなければならない過酷さが滲み出ます。
彼女の息子であり、誘拐される張本人、ジョン・ポール・ゲティ三世の上に掲げられた台詞「普通じゃないんだ ゲティ家の人間は」もゲティに関するもの。大富豪の孫のため、身代金の支払いも問題ないと高を括る犯人に対して、絶望とも諦めともつかない表情の彼の姿から、ゲティに対する思いが伺えます。
彼らを救うべく交渉人として犯人と向き合うフレッチャー・チェイスの「”犯人とは交渉しない”と思わせるのも交渉術だ」という台詞は、交渉人として腕前と自信を感じさせます。
本作最大の”敵”と言っても過言ではないジャン・ポール・ゲティの「”提示された額から値引く”これが鉄則だ」という台詞は、孫の身代金に対しての言葉とは思えない狂人めいた発言です。
この衝撃の事件を現代のスクリーンに映し出すのは、『オデッセイ』、『アメリカン・ギャングスター』、『グラディエーター』、『エイリアン』など、数々の不朽の作品を世に放つ、巨匠リドリー・スコット監督。主人公ゲイルを演じるのは、『マリリン 7日間の恋』でゴールデン・グローブ賞主演女優賞を受賞、アカデミー賞ノミネートを果たした実力派女優ミシェル・ウィリアムズ。世間の好機の目に晒されながらも気丈に大富豪と誘拐犯に立ち向かう強い母親を演じました。また、元CIAの交渉人チェイス役には、コミカルな役からシリアスまで幅広い演技に定評のあるマーク・ウォールバーグが名を連ねます。そして、億万長者であり狂人という、本作の裏の主人公ともいえるジャン・ポール・ゲティを演じるのは、アカデミー賞俳優、クリストファー・プラマー。
“世界一の大富豪”に”普通の母”は、どのようにして立ち向かっていくのか。『ゲティ家の身代金』が5月25日(金)に日本公開です!
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『ゲティ家の身代金』(原題:All the Money in the World)
1973年、<世界一の大富豪>にギネス認定されたジャン・ポール・ゲティの孫ポールがローマで誘拐され、身代金50億円が要求される。しかし、稀代の守銭奴でもあったゲティは支払いを断固拒否。離婚によりゲティ家を離れていたポールの母ゲイルに支払いは不可能。一向に支払われる様子のない事に犯人グループは痺れを切らし、ポールの身に危険が迫る。それでも支払わないゲティ、狂言誘拐を疑い始める警察、加熱するマスコミ報道。全世界大注目の中、非情な誘拐犯と冷酷な大富豪を相手に、ゲイルは戦いを挑む──
原作/ジョン・ピアースン「ゲティ家の身代金」(ハーパーコリンズ・ジャパン刊)
監督/リドリー・スコット
脚本/デヴィッド・スカルパ
出演/ミシェル・ウィリアムズ、クリストファー・プラマー、ティモシー・ハットン、ロマン・デュリス、チャーリー・プラマー、マーク・ウォールバーグ
日本公開/2018年5月25日 TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
配給/KADOKAWA
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