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2018.03.22 12:00

鬼才・ポランスキーが仕掛ける戦慄のミステリー『告白小説、その結末』6月23日公開決定!

  • Fan's Voice Staff

昨年のカンヌ国際映画祭に正式出品された鬼才ロマン・ポランスキー監督最新作にして戦慄のミステリー「D’après une histoire vraie(原題)」(英題:Based on a True Story)の邦題が『告白小説、その結末』に決定! 6月23日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて日本公開されることが発表されました!

『ローズマリーの赤ちゃん』(68年)、『チャイナタウン』(74年)、『テス』(79年)、『戦場のピアニスト』(02年)など半世紀以上にもわたって問題作、話題作を発表し続ける巨匠ポランスキーが、初めて女性ふたりを主人公に据え、底知れない戦慄を呼び起こす極上のミステリーに挑戦しました。

フランスで最も権威ある文学賞のひとつであるルノドー賞を受賞した作家デルフィーヌ・ド・ヴィガンの小説「デルフィーヌの友情」を一読したポランスキーは、映画化を即決。『夏時間の庭』(08年)などで知られるフランスを代表するオリヴィエ・アサイヤス監督を脚本の共同執筆者として招聘し、熟練の技巧を凝らし、ふたりのヒロインがたどる予測不能の運命をスリリングに映し出します。

撮影監督には、『戦場のピアニスト』『ゴーストライター』(10年)のパヴェウ・エデルマン、音楽は、去る3月の第90回アカデミー賞において『シェイプ・オブ・ウォーター』で2度目のアカデミー賞作曲賞を受賞したアレクサンドル・デスプラらの一流スタッフが、ポランスキーの魔術的な演出を支えます。

主演女優は、監督の妻でミューズでもあるエマニュエル・セニエと、『007/カジノ・ロワイヤル』(06年)などハリウッドでも活躍するスター女優エヴァ・グリーン。スランプに陥ったベストセラー作家のデルフィーヌと、その前に現れた熱狂的なファンだと称する聡明で美しい女性エル。一心同体の親友同士のようにも、もろく壊れやすい鏡像のようにも見えるアンビバレントな関係性を、繊細かつ大胆に、そして凶暴に体現しました。

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『告白小説、その結末』(原題:D’après une histoire vraie/英題:Based on a True Story)

心を病んで自殺した母親との生活を綴った私小説がベストセラーとなった後、スランプに陥っているデルフィーヌの前に、ある日、熱狂的なファンだと称する聡明で美しい女性エルが現れる。差出人不明の脅迫状にも苦しめられるデルフィーヌは、献身的に支えてくれて、本音で語り合えるエルに信頼を寄せていく。まもなくふたりは共同生活を始めるが、時折ヒステリックに豹変するエルは、不可解な言動でデルフィーヌを翻弄する。はたしてエルは何者なのか?なぜデルフィーヌに接近してきたのか?やがてエルの身の上話に衝撃を受けたデルフィーヌは、彼女の壮絶な人生を小説にしようと決意するが、その先には想像を絶する悪夢が待ち受けていた……。

監督/ロマン・ポランスキー
出演/エマニュエル・セニエ、エヴァ・グリーン
脚本/オリヴィエ・アサイヤス、ロマン・ポランスキー
音楽/アレクサンドル・デスプラ
原作/デルフィーヌ・ド・ヴィガン
2017年/フランス・ベルギー・ポーランド/フランス語/100分/カラー/シネマスコープ/5.1ch

日本公開/2018年6月23日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町・YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次ロードショー
配給/キノフィルムズ/木下グループ
日本語字幕/古田由紀子
映倫区分/一般
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