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2017.12.14 5:00

クリント・イーストウッド監督最新作『15時17分、パリ行き』2018年3月1日公開決定

  • Fan's Voice Staff

今年87歳を迎えた巨匠クリント・イーストウッドの最新作『15時17分、パリ行き』(原題:THE 15:17 TO PARIS)。2018年2月9日の全米公開に続いて、日本公開日が2018年3月1日(木)に決定しました!

『許されざる者』(92 年)、『ミニオンダラー・ベイビー』(04年)で2度のアカデミー賞監督賞を受賞、近年では『アメリカン・スナイパー』(14年)、『ハドソン川の奇跡』(16年)など真のヒーローとは何かを追求し続けて来たハリウッドの雄は、2015年に起こった実在のテロ事件“タリス銃乱射事件”の真相に肉薄します。

2015年8月21日、554名が乗るアムステルダム発パリ行きの特急列車”タリス”内で、イスラム過激派の武装した男が無差別テロを企てました。ヨーロッパ旅行中だった3人のアメリカ人乗客らが武装した犯人を取り押さえ、大惨事を免れたこの事件のニュースは世界を駆け回り、大きな衝撃を与えました。

写真提供:UPI/アフロ

実際のヒーロー3人が本人役で主演&実際の現場で撮影

『ハドソン川の奇跡』の撮影では、実際の事故現場に居合わせた人々がエキストラとして参加したことで話題となりましたが、『15時17分、パリ行き』ではさらに徹底したリアリティにこだわり、主演3人をそれぞれ本人が演じるというハリウッド映画史上前代未聞の試みに挑戦。
当時の列車に乗り合わせた乗客も出演し、さらに事件が起きた場所で撮影に挑むという究極のリアリティの追求は、常に映画界の先駆者であり続けるイーストウッド監督だからこそ成しえた新境地です。

普通の人々が奇跡を起こすストーリーと、圧倒的リアリティが新たな真実を照らす『15時17分、パリ行き』。「この映画はごく普通の人々に捧げた物語」だと語る巨匠クリント・イーストウッド監督は、無差別殺傷テロを実話として描くことで、当事者の目線からテロの時代を生きる私たちに真実と現実を問いかけます。

『15時17分、パリ行き』は2018年3月1日(木)より、丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他全国公開です。

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『15時17分、パリ行き』(原題:THE 15:17 TO PARIS)

2015年8月21日、アムステルダム発パリ行きの高速列車タリスが発車した。フランス国境内へ入ったのち、突如イスラム過激派の男が自動小銃を発砲。乗務員は乗務員室に逃げ込み、500名以上の乗客全員が恐怖に怯える中、幼馴染の3人の若者が犯人に立ち向かった――。

監督/クリント・イーストウッド
脚本/ドロシー・ブリスカル
出演/アンソニー・サドラー、アレク・スカラトス、スペンサー・ストーン
撮影/トム・スターン
衣装/デボラ・ホッパー
編集/ブルー・マーレイ
美術/ケビン・イシオカ
原作/アンソニー・サドラー、アレク・スカラトス、スペンサー・ストーン、そしてジェフリー・E・スターン著の「The 15:17 to Paris: The True Story of a Terrorist, a Train, and Three American Heroes」に基づく。
2018年/アメリカ/英語

2018年3月1日(木)丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他全国公開

配給/ワーナー・ブラザース映画

公式サイト

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