ウィル・スミス絶讃!コーネル・ムンドルッツォ監督最新作『ジュピターズ・ムーン』日本版ビジュアル・予告編公開
- Fan's Voice Staff
第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で上映され話題となったコーネル・ムンドルッツォ監督最新作『ジュピターズ・ムーン』。2018年1月27日(土)日本公開となる本作の日本版ポスタービジュアルと予告編が公開されました!
前作『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』(14年)ではカンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリ(「ある視点」賞)を獲得するなど、世界の映画祭を席巻したムンドルッツォ監督。ブラッドリー・クーパー出演の次監督作『ディーパー(原題)』では、ガル・ガドット(『ワンダーウーマン』)の共演も噂される、今ハリウッドが最も注目している監督のひとりです。
『ジュピターズ・ムーン』は、人生に敗れた医師と不思議な力を持つ少年の命をかけた逃亡劇。テロや難民問題を内包しながらも、圧倒的な映像表現でカーチェイスや美しい空中浮遊も惜しむことなく描き、ジャンルにとらわれない比類なきエンターテインメントへと昇華させています。
木星に60以上存在する衛星のひとつで、氷で覆われた表面の下には海があると推測され生命の存在の可能性も示唆されている「エウロパ」。人類や生命体の「新たな命の揺りかご」となり得るという声もあるこの「エウロパ」は、「ヨーロッパ」の語源となったラテン語「EUROPA」と同じ綴りで表されます。
今作は、監督の出身国ハンガリーをはじめ、ヨーロッパで進行している危機を背景に作られており、現在、そして近未来のヨーロッパ、ひいては世界の物語として観てもらうことに意義があると考えた監督は、この「エウロパ」にちなんで作品名を『ジュピターズ・ムーン』としたそうです。
第70回カンヌ国際映画祭で審査員を務めたウィル・スミスが「これから何度でも繰り返し観たい最高の映画」と絶賛した本作。2018 年1月27日(土)新宿バルト9ほかにて全国ロードショーです!
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『ジュピターズ・ムーン』(英題:Jupiter’s Moon)
空中浮遊の能力を持つ少年と彼を守ろうとする医師の逃亡を描いたSFエンターテインメント!医療ミスによる訴訟で病院を追われた医師・シュテルンは、難民キャンプで働きながら違法に難民を逃すことで賠償金を稼ぎ、遺族による訴訟取り下げを目論んでいた。ある日、被弾し瀕死の重傷を負った少年・アリアンが運び込まれる。シュテルンはアリアンが重力を操り浮遊する能力を持つと知り、金儲けに使えるとキャンプから連れ出すことに成功する。その頃、アリアンを違法銃撃した国境警備隊が口封じのため彼らを追い始めるが、行く先々で起こる失踪やテロ、不可解な事件の現場に少年の痕跡が残されていることに気づく―
監督/コーネル・ムンドルッツォ
脚本/カタ・ヴェーベル
撮影/マルツェル・レーヴ
出演/メラーブ・ニニッゼ、ゾンボル・ヤェーゲル、ギェルギ・ツセルハルミ、モーニカ・バルシャイ
配給/クロックワークス
2017年/ハンガリー・ドイツ映画/英語、ハンガリー語/128 分/字幕翻訳:横井和子
日本公開/2018年1月27日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー
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