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2018.09.26 19:00

『暁に祈れ』“地獄”のような刑務所の一端が明らかに!新場面写真4枚一挙解禁

  • Fan's Voice Staff

汚職や殺人が蔓延するタイの悪名高き刑務所に服役し、ムエタイでのし上がっていった実在のイギリス人ボクサー、ビリー・ムーアの自伝的小説を完全映画化した『暁に祈れ』。地獄に落されたアウトローが人間性をはく奪されながらも、ムエタイを通じて光を見出していく、監獄版「あしたのジョー」とも言うべきパワフルな人間ドラマです。

この度、“地獄”ともいえる情け容赦なしの刑務所内の生活が垣間見える新場面写真4枚が解禁されました。

タイで自堕落な生活に陥り麻薬中毒になり、最も悪名高い刑務所に収容されたボクサーのビリー(ジョー・コール)。

所内に設立されたタイ式ボクシング、ムエタイ・クラブに参加し、生きる道を見出していくビリーのファイトシーン。

映画の舞台となるタイの刑務所の囚人達の様子。

唯一ビリーが洋服をまとっているのは、劇中の極めて重要なシーンを切り取ったもの。顔は傷だらけでありながらも、どこか希望をたたえた眼差しが何を見つめているのか。

『ジョニー・マッド・ドッグ』で世界的に評価された監督のジャン=ステファーヌ・ソヴェールは、このプロジェクトに魅了された理由について、「何より惹きつけられたのはビリー・ムーアのキャラクターです。彼は矛盾に満ちていて、内なる葛藤や、複雑さがとても魅力的だったのです。彼は極度に暴力的な一面を持ちながらも、非常に繊細な人間でもありました」と説明。本作はそんなビリーの視点から距離を置かず、ほぼ全編にわたり1シーン1カットの長回しで撮影した上で、編集でそれを分割する手法が取られています。その狙いについて、「観客がジョー・コールに絶えず没入し、彼を通じて疲労や努力、そして時には苦しみを経験してほしいと思いました」と語っています。

言葉も通じない異国で、地獄のような刑務所に収容されたビリーが、ムエタイとの出会いによりどのように魂の再生を果たしていくのか……。

ビリーが劇中で背中に刻むことになる虎のタトゥーをイメージしたワイルドなデザインの特製ステッカー付き特別鑑賞券(税込1,500円)は、9月29日(土)より一部の上映劇場にて順次発売されます。(※特典は数量限定/先着順)

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『暁に祈れ』(原題:A Prayer Before Dawn)

ボクサーのビリー・ムーアは、タイで自堕落な生活を過ごすうちに麻薬中毒者になってしまう。ある日、警察から家宅捜索を受けたビリーは逮捕され、タイで最も悪名高い刑務所に収容される。そこは殺人、レイプ、汚職が横行する、この世の地獄のような場所だった!死と隣り合わせの日々を過ごすビリーだったが、所内に設立されたムエタイ・クラブとの出会いが彼を変えていく。世界的なベストセラーをベースにした真実の物語。

監督・脚本/ジャン=ステファーヌ・ソヴェール
原作/ビリー・ムーア「A Prayer Before Dawn: My Nightmare in Thailand’s Prisons」
出演/ジョー・コール、ポンチャノック・マブラン、ヴィタヤ・パンスリンガム
2017年/イギリス・フランス/英語、タイ語/シネスコ/117分/日本語字幕:ブレインウッズ

日本公開/2018年12月8日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷&有楽町、シネマート新宿ほか全国順次公開
提供/ハピネット+トランスフォーマー
配給/トランスフォーマー
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