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2018.06.26 20:15

マーベル・スタジオ最新作『アントマン&ワスプ』 LAでワールドプレミア開催!豪華キャスト・スタッフ陣がレッドカーペットに集結

  • Fan's Voice Staff

映画史上最小にして最強のヒーロー&ヒロインが贈る、ユーモアあふれるバディ・アクション・ムービー『アントマン&ワスプ』。マーベル・スタジオ第20作目となる本作のワールドプレミアが、現地時間6月25日(月)にアメリカ・ロサンゼルスにて開催されました!

この日、レッドカーペットの会場となったチャイニーズ・シアターは、家族やカップルでアントマン&ワスプになりきっているファンや、さまざまなマーベルヒーローの衣装で参加するファンの歓声で、イベント開始前から熱気満点!会場の入り口には、本作でキーになるというピム博士の研究所が出現。他にも、予告編でも登場する巨大化した塩の小瓶や、ギガサイズのマグカップ・角砂糖、そしてハロー・キティーの巨大“ペッツ”など、まるでアントマンやワスプになったような気分が“アリアリ”と味わえる装飾やセットが施され、本作ならではの世界観が広がりました。

Photo by Alberto E. Rodriguez

アントマンの新たな相棒ワスプとなるホープ・ヴァン・ダイン役を務めるエヴァンジェリン・リリーは、シルバーのスタイリッシュなドレスでレッドカーペットに登場!日本でも大人気の海外ドラマ「LOST」シリーズなどで知られるリリーが登場すると、会場全体の空気が一瞬で華やかになり、ファンからの割れんばかりの歓声が上がりました。本作で初めて女性ヒーロー“ワスプ”(ホープ)として登場する彼女は、アントマン(スコット)との関係について「2人の関係がとても魅力的なの!彼らは陰と陽とでもいうような正反対の関係で、たまにぶつかりあったりもする。賢くて鋭いワスプに対して、感情的で、ドジばかりふんでしまうスコットがちょっとかわいいの。そんな二人の微妙な関係がとてもいい感じなの」と作品をアピール。

本作でも製作を務めるケヴィン・ファイギは、「『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を見た方は劇場を出たあとでちょっとショックが大きかったかと思いますが、今作を観たら、きっと明るい気持ちになりとても楽しめるものになっているのではと思います!」と自信あふれるコメント。本作はマーベル・スタジオ作品の中でも第20作目にあたる重要な作品。コメディア要素満載な本作は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』とはまた違った楽しさを提供してくれそうです。

Photo by Jesse Grant

そして、会場からこの日一番となる大歓声が巻き起こると、そこには“最小にして最強のヒーロー”アントマン/スコット・ラングを演じるポール・ラッドの姿が!会場のボルテージも最高潮になる中、彼は「発見もたくさんあるし、それ以上に興奮することがいっぱいあると思う。とにかくビジュアルがものすごいし、面白い。もちろんマーベルファンにも、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を見た人にも、大きな発見がこの作品にはあると思うよ」と、本作とアベンジャーズの繋がりをほのめかす衝撃のコメントで作品を大いにアピールしました。

ポールが演じるスコットは、等身大で親しみやすいキャラクターが大きな魅力ですが、多くのコメディ映画などで名をはせたポール本人の人柄と相まってその人気は絶大。ファンからのサインや写真撮影のリクエストに快く応じるなど、観客は大喜び、会場中を虜にしてみせた。

ミシェル・ファイファー(左)とマイケル・ダグラス

会場では、スティーヴン・スピルバーグ監督作『レディ・プレイヤー1』に出演するなど今注目を集める若手女優で、本作で謎に包まれた女性ヴィランのゴースト役を務めたハンナ・ジョン・カメンや、ハンク・ピム役のマイケル・ダグラス、ハンクの妻で本作での重要なキーマン、ジャネット・ヴァン・ダイン役の名女優ミシェル・ファイファーなどもレッドカーペットに登場。さらに監督のペイトン・リードや、マーベル・スタジオのCEOであり本作の製作総指揮ケヴィン・ファイギらスタッフも集結し、会場を盛り上げました。

Photo by Alberto E. Rodriguez

早くも世界中で話題となっているこの夏一番のバディ・アクション・ムービー『アントマン&ワスプ』。以下、登場キャスト・スタッフからのコメントです。

ポール・ラッド(スコット・ラング/アントマン役)

「この作品を見れば、発見もたくさんあるし、それ以上に興奮することがいっぱいあると思うよ。とにかくビジュアルがものすごいし、面白い。もちろんマーベルファン、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を見た人が興味深いって思うポイントもこの作品にはあると思うよ」

エヴァンジェリン・リリー(ホープ・ヴァン・ダイン/ワスプ役)

「マイクロマクロという視点が多分、この映画で最も面白い部分のひとつだとは思うのですが、私個人としては、ホープとスコットの醸し出す雰囲気と角を突き合わすさまがとても気に入っているの。彼らの間の相互作用、陰陽と言ったらいいのかしら、彼女の方がすごく賢くて、鋭くて無駄がなく、頭が先行するタイプ、その逆に、スコットは感情的でかわいらしくて、何というかドジばかり踏んでいて、ハートで動いてしまうタイプ。それが見ていてとてもいい感じなのね」

ペイトン・リード監督

「この作品から、ローレンス・フィッシュバーンが加わってくれた。これまで機会がなかったんだけど、ずっと働きたいと思っていたからとてもうれしかったよ。そして、なんといってもミシェル・ファイファーだ!彼女は僕の夢のキャストで、ずっとジャネット・ヴァン・ダインをやってほしいと思っていた。最初の作品から、初代ワスプは誰がいいかと聞かれたら「ミシェル・ファイファーのイメージだね」と言ってた。そうしたら本当にそうなったんだ!こんな夢のキャストが脇を固めるこの作品は本当に素晴らしいよ!」

ケヴィン・ファイギ(製作)

「『アントマン&ワスプ』は、MCUで初めての2人のバディ・ヒーロー映画になります。この作品ではやっとエヴァンジェリンがワスプとして登場しますし、物語のキーとなるジャネットを演じるミシェル・ファイファーが演じてる。彼女は本当に願ってもいないキャスティングでした。
さらに、この作品を作った意図としては、MCUの幅広いテーマやメッセージを伝えたかったからというのが大きいですね。今年公開された『ブラックパンサー』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』そして今回の『アントマン&ワスプ』は全く異なるテイストの映画です。「インフィニティ・ウォー」を見た方は劇場を出たあとでちょっとショックが大きかったかと思いますが、今作のアントマン&ワスプを観たら、きっと明るい気持ちになりとても楽しめるものになっているのではと思います」

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『アントマン&ワスプ』(原題:Ant-Man and the Wasp)

バツイチ、無職、前科持ちで、離れて暮らす愛娘だけが生きがいのスコット。脅威の”スーツ“を手に入れたことで、身長1.5cmの最強ヒーロー〈アントマン〉になったものの、ある大事件をきっかけにFBIの監視下に置かれることに…。そんな頼りない彼を支えるのが、アントマンの開発者ピム博士の娘、ホープ。彼女もまた父の開発した”スーツ”と脅威の身体能力で、完璧ヒロイン〈ワスプ〉に!まったく正反対のふたりの前に、すべてをすり抜ける神出鬼没の謎の美女〈ゴースト〉が現れ、アントマン誕生の鍵を握る研究所が狙われる――。敵の手に渡れば、世界のサイズが自在に操られてしまう!? ありとあらゆるものをすり抜けられる能力を持つ強敵から、アントマンたちは世界のサイズを操る”秘密“を守りきれるのか? いま、人もモノもすべてが大小変幻自在の「アリ」えないバトルが勃発する!

監督/ペイトン・リード
製作/ケヴィン・ファイギ
出演/ポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、マイケル・ダグラス、マイケル・ペーニャ、ハンナ・ジョン・カメン、ローレンス・フィッシュバーン
全米公開/2018年7月6日

日本公開/2018年8月31日(金)全国公開
配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン
©Marvel Studios 2018