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2017.07.27 21:56

【はじめてマーベル映画を観る人向け】『スパイダーマン:ホームカミング』予習用過去作まとめ

  • Akira Shijo

※本記事には、『スパイダーマン:ホームカミング』に関連する過去のマーベル映画作品のネタバレが含まれます。

 

8月11日(祝・金)、ついに日本でも公開されるマーベル・スタジオ最新作『スパイダーマン:ホームカミング』!すでに海外では5億ドルを超える大ヒットを記録したほか、関ジャニ∞がジャパン・アンバサダー(宣伝大使)を務め、吹替版主題歌『Never Say Never』を担当するなど、今夏大注目の作品です。

 

©2017 CTMG, Inc.

 

本作は、『アベンジャーズ』をはじめこれまでに映画15作品が公開されてきた「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)というシリーズの一部となっており、アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ハルクやドクター・ストレンジ、そしてガーディアンズ・オブ・ギャラクシーなど、たくさんのヒーローがすでに存在し、戦っている世界を舞台としています。

 

©2017 CTMG, Inc.

 

本記事は、『スパイダーマン:ホームカミング』をよりいっそう楽しむためには、どの映画を観てから行けばいいか?という疑問にお答えします!まだ観ていない作品のある方は予習に、もう全部観ちゃったという方にも復習に、ぜひご活用ください!

 

MCU作品との関わり

『スパイダーマン:ホームカミング』は、これまでのスパイダーマン作品やMCU作品を観ていなくとも十分楽しめる作品にはなっているのですが、今回の主人公となるのは何と言ってもまだ15歳のスパイダーマン/ピーター・パーカー。彼をヒーローへと導く師匠に当たる存在としてあのアイアンマンが登場するほか、キャプテン・アメリカはなんと体操のビデオに登場。

 

 

さらに、スパイダーマンがMCUに初登場した『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』での戦いを彼の視点から“自撮り”した映像も予告編内で公開されるなど、MCUの世界観と地続きであることが強調されています。

 

『アイアンマン』(2008年)

まずは、先述の通りピーターの師匠として登場するアイアンマンが主役を務める『アイアンマン』!天才で億万長者、皮肉屋でナルシストなイケメン実業家トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)が、最先端の技術を満載した鋼のスーツを開発し、自らが“アイアンマン”として悪と戦います。

 

© 2008 MVLFFLLC. TM & © 2008 Marvel Entertainment.

 

本作の魅力は、何と言ってもやはりアイアンマン・スーツのカッコ良さ。全身タイツとロボットの中間とも言えるそのメカメカしさや重厚感、各所のギミックも最高です。
顔を覆い隠すマスクも、角度によってさまざまな表情を見せる造形となっているほか、その特徴的なポージングも人気に一役買っています。

 

© 2008 MVLFFLLC. TM & © 2008 Marvel Entertainment.

 

また、主人公となるトニー・スタークのキャラクターも魅力的です。

 

表向きは“皮肉屋でナルシストなイケメン”を演じながらも、本当は誰よりも強い正義感と責任感を持ち、自分を犠牲にしてでも世界を救おうと奮闘するトニー。愛するものを守るために命を懸けて戦う姿には、男女問わずシビれるものがあります。MCUシリーズそのものの第一作でもあり、まずはここから入るとわかりやすいですね!

 

『アイアンマン』続編以降でトニーと関係を深める敏腕秘書のペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロー)も、本作で初登場します。本作終盤、トニーは報道陣を招いた記者会見を開き、自身がアイアンマンであることを公表。ペッパーをはじめ世界中の人々を驚愕させました。

『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年)

続いて、キャプテン・アメリカが主役の『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』!病弱なモヤシっ子でありながら、愛国心と正義の心を持ち合わせるスティーブ・ロジャースが、米軍の科学実験によって超人的な肉体を手に入れ、国民的ヒーロー“キャプテン・アメリカ”として生まれ変わります。

 

© 2010 MVLFFLLC. TM & © 2010 Marvel Entertainment, LLC and its subsidiaries.

 

ただのマスコットとしてではなく、命令違反を犯してでも国と仲間のために正義を貫くスティーブ。後にアベンジャーズのリーダーとなる“最初のアベンジャー”を描いたこの作品は、第二次世界大戦時のアメリカを舞台としており、そのレトロな衣装や美術にも注目です。

 

© 2010 MVLFFLLC. TM & © 2010 Marvel Entertainment, LLC and its subsidiaries.

 

本作終盤、キャプテン・アメリカは激しい戦いの中で氷漬け状態となり、その後70年の時を経て現代へ蘇ります。

 

『アベンジャーズ』(2012年)

MCU史上興行第1位、映画史に残る一大イベントとなった『アベンジャーズ』!アイアンマン、キャプテン・アメリカ、そして緑の巨人ハルクや雷神ソーたちがヒーローチームを結成し、ニューヨークに攻め込んできたエイリアン軍団と戦いを繰り広げました。

 

© 2011 MVLFFLLC. TM & © 2011 Marvel.

 

本作で起こったこのバトルは、後に“ニューヨークの戦い”と呼ばるようになり、MCUにおいて最も重要な事件となりました。この戦いをきっかけに、世界中が超人たちや宇宙からの脅威の存在を知ることになり、彼らの存在は徐々に恐れられるようになっていきます。

 

最新作『スパイダーマン:ホームカミング』の舞台となるのも、本作と同じニューヨーク。大きな関わりが期待できそうです!

 

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)

とある事件で一般人を戦いに巻き込んでしまったことにより、仲間として活動していたアベンジャーズの間に亀裂が走ります。

 

このことからアベンジャーズは分裂。アイアンマンとキャプテン・アメリカはそれぞれの仲間を率い、お互いの正義を賭けて対立してしまいます。

 

© Marvel 2016

 

『ホームカミング』の主役であるスパイダーマンも本作で初登場。アイアンマンにスカウトされたピーター・パーカーは、トニーが製作したスパイダーマンスーツを着用し、キャプテン・アメリカを止めるため戦いに参加しました。先述の通り、『ホームカミング』は本作の直後が舞台!予告編でも『シビル・ウォー』の戦いの様子が映っているほか、この戦いからの帰り道も描かれます。

 

© Marvel 2016

 

以上の4本をチェックしておけば、最新作『スパイダーマン:ホームカミング』を問題なく楽しむことができるでしょう!

 

また、マーベル原作者で御年94歳となるスタン・リー氏がゲスト出演したり、時には次作への重大な布石となるエンドロール後のオマケ映像があったりと、どのマーベル映画作品にもお決まりのくだりがあります。こちらもお見逃しなく!

 

スタン・リー氏 ©2013 WireImage

 

過去のスパイダーマン作品との関わり

スパイダーマンと言えば、2002年から公開された『スパイダーマン』シリーズ、2012年から公開された『アメイジング:スパイダーマン』シリーズがありますが、これらはMCUには属さず、別の世界観の作品となります。

 

ただし『スパイダーマン:ホームカミング』ではこうした過去スパイダーマン作品へのオマージュもふんだんに盛り込まれているため、予備知識として観ておくとさらに楽しむことができるかもしれません。

 

© 2002 Marvel characters,Inc.

 

特にオススメなのが、スパイダーマン映画の元祖となった『スパイダーマン』(2002年、サム・ライミ監督)。ピーターの恋人として“MJ”ことメリー・ジェーン・ワトソンが登場するほか、親友であるハリーの父親、ノーマン・オズボーンことグリーン・ゴブリンを悪役とし、日常生活とヒーローとしての戦いの狭間の葛藤が描かれています。

 

本作を代表する場面としては、やはり雨の中のロマンチックなキスシーン。暴漢に襲われかけたところをスパイダーマンに救われたMJは、クモ糸で逆さ吊りになった彼のマスクの下半分を露わにし、ピーターはその正体を隠しながらも想い人であるMJとキスを果たすのでした。(このキスが『2』『3』でも災難を巻き起こすのですが、それはまた別のお話……)

 

さらに、スパイダーマンを代表する名言として「大いなる力には、大いなる責任がともなう」という言葉がありますが、本作ではピーターの叔父である”ベンおじさん”がピーターに語っています。

 

もともとスパイダーマンは、1962年に出版されたコミックで初登場したキャラクターです。1960年代にはアニメ化もされており、当時のテーマソングは世代を超えてファンに愛される名曲。今作『ホームカミング』でも印象的な場面で使用されているため、ぜひ一度聴いてみてください!

 


 

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©Marvel Studios 2017. ©2017 CTMG. All Rights Reserved.

 

『スパイダーマン:ホームカミング』

監督/ジョン・ワッツ(『コップ・カー』)

出演/トム・ホランド、ロバート・ダウニーJr.、マイケル・キートン、マリサ・トメイ、ジョン・ファヴロー、ゼンデイヤ、トニー・レヴォロリ、ローラ・ハリアー、ジェイコブ・バタロン

配給/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

公開/2017年8月11日(祝・金)全国ロードショー

2017年7月7日全米公開、2時間13分

公式サイト