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2017.01.23 15:18

声優陣も結集!『ドクター・ストレンジ』スペシャルイベント完全レポ!

  • ichigoma

このところ、ちょいちょいと「Fan’s Voice」にイベントレポートなどを寄稿しているためか、先日知人から「いちごまさんの本当の仕事って、一体何なの?」と聞かれてしまいました。

 

すいません、自分でもたまにわからなくなりますが、今のところは一応、IT系企業の社畜です!

 

さてさて、その一方で、マーベルファンとして首を長くして待っていた『ドクター・ストレンジ』、やっと公開日が目前に迫ってきました。日本公開が海外よりも数ヶ月遅くなるケースは“洋画あるある”ですが、今回は年をまたいでいる分、非常に長く感じました。そして公開を翌週に控えた1月19日(木)、本編の上映会を含むスペシャルイベントが新宿で開催されるということで、自分も参加して参りました。

 

今回は、コスプレ参加もOKということで、さらにアガります!

 

あっ、本レポートですが、例によってまた長いです(笑)

 

今回は、野外特設会場で開催されたスペシャルイベントと上映会の二部構成のイベントですが、上映会についてのみの記事を読みたい方は、下の方まですっ飛ばして下さい。先に言っておくと、スペシャルイベントはコスプレイヤー視点の話が多めとなっておりますので、悪しからず。

スペシャルイベントで日本が停止!?

さて、まずはスペシャルイベントのお話から。今回のイベントには吹替でメインキャストの声を担当された3名の方が登壇されました。ドクター・ストレンジ役の三上哲さん。『SHEROCK/シャーロック』以降、ベネディクト・カンバーバッチ・ファンの間ではすでにおなじみですね!ストレンジの恋人クリスティーン・パーマー役の松下奈緒さん、ストレンジの師匠エンシェント・ワン役の樋口可南子さん。

 

ちなみに、上映会ももちろん今回は吹替版。これが初お披露目となります。

 

吹き替えキャストも豪華でいいですが、レイチェル・マクアダムスに会いたかったな~なんて思いながらも、イベント当日の早朝にTwitterを開いたところ「ドクター・ストレンジ公開記念、マッツ・ミケルセン緊急来日決定!初日は舞台挨拶も」などと言うニュースを見つけて、わなわなと震えたのは別のお話。

 

スペシャルイベントの開始時間は18時からでしたが、入場開始は17時で、コスプレのためのお着替え時間を考慮して、当日は安定の午後半休を取得。駅ロッカーに入れておいたキャリーカートを引き出して、少し早めに新宿へ。スペシャルイベント会場はTOHOシネマズ新宿の横にあるシネシティ広場でしたが、さてさてどんな感じに設営されてるのか?

 

ガチのステージ組まれてた

ガチのステージ組まれてた

 

って、これちょっとこのステージ、デカくないですか?しかも通行客が簡単には中を見れないよう、背の高い衝立張ってあるし。

 

もうちょっと寄って撮影。イベントスタッフ様がじっとこっち見てたけど、一応おとがめナシ

もうちょっと寄って撮影。イベントスタッフ様がじっとこっち見てたけど、一応おとがめナシ

 

ステージ背面とステージの左右にはLEDディスプレイが使用されていました。写真では撮れませんでしたが観客席の中央にはドクター・ストレンジの等身大フィギュアと円形ステージが配置されていた今回のハコ。

 

すいません、てっきりステージ背景はホリゾント(布製)で、イベント名は上から看板で吊るしてあって、観客席も整理番号が若くないとステージが見えない感じでイメージしてたんで、正直この立派さにビビりました。LEDディスプレイのお値段とか詳しくないですが、ちょっとディズニーさん、かなり金掛けちゃってますね!

 

ともあれ適当に時間を潰し、受付開始ともにチェックイン。

 

受付さん「本日はコスプレ、されますよね?」

 

私には、聞き方が確認じゃなくて断定だった!キャリーカート引きずっているのだから、当たり前か。

 

今回の更衣室は、近くのビルの1階。荷物の多いコスプレイヤーとしては、1階の配置は嬉しい限りです。厚底靴やフルフェイス系等、衣装によっては歩行に若干の不安定さになる事もありますしね。

 

世間には知られてないかも知れませんが、表面的には平静を装っていますが、裏(中?)では、すごく暑かったり寒かったり、視界が悪かったり、息苦しかったりと、結構コスプレイヤーってのは大変なんです。意外に音が聞こえずらいしね。

 

「写真お願いします」と声掛けても反応がない時は、単に聞こえていない場合も多いので、目の前で手を振ってみる等の別アクションをしてみると吉。写真撮られるのはイヤ!って人種がレイヤーやってるワケがない(笑)

 

えっと、話が脱線しましたが…お着替え話でしたっけ?そうそう、今回持って行った衣装は東京コミコンと同様、アベンジャーズ(無印)のブラック・ウィドウ。本当はドクター・ストレンジのコスプレをしようと思ったんですが、立ち襟マントの縫製と背面デザインの複雑さで諦めました。

 

そうこうしてるうちに入場開始の17時を回ったので、会場へ。黒い手提げ袋をお土産として頂きました。受け取った段階でちょっと重い。てか、何かゴツイの入ってる。とりあえず中身の物色は後にして会場入り、居場所を確保しました。

 

会場のレイアウトですが、ちょっと複雑な配置だったため文字で表現しにくく、図を作ってみました。日本語不自由で申し訳ないです。入口と後方のマスコミ席は省いています。

 

PowerPointで作ってみた

PowerPointで作ってみた

 

ニコニコ動画ライヴ配信があり、イベント開始前には芸人さんが会場内のコスプレイヤーさんにインタビューしたりと盛り上がりました。ちょうど私の前のブロックで盛り上がってて、羨ましかったな(笑)

 

自分の位置からステージを撮影。取材を受けてるアイアンマンとキャップ、こっち見てるスパイディ

自分の位置からステージを撮影。取材を受けてるアイアンマンとキャップ、こっち見てるスパイディ

 

さて、ここで突然ですが、先ほど入口で渡された黒い手提げ袋を広げてみましょう。

黒いビニール製の袋に「ドクター・ストレンジ」のステッカー添付

黒いビニール製の袋に「ドクター・ストレンジ」のステッカー添付

 

中身を全展開。色々入ってます

中身を全展開。色々入ってます

 

まずは一番でかいコレ。

 

5mm厚程度のアクリル板にオレンジの魔法陣がプリントされた、「ドクター・ストレンジ・なりきり魔法陣くん」です。ネーミングセンスが最悪なのは私が適当につけてるから。背面には取っ手が付いていて、ボクシングのミットのように装着ができます。

 

名刺カードと並べて撮影。おっきいです。

名刺カードと並べて撮影。おっきいです。

 

ひっくり返して背面。取っ手もアクリルで出来ておりスケスケです

ひっくり返して背面。取っ手もアクリルで出来ておりスケスケです

 

同封されていた説明書きによると、背面中央にボタンが仕込まれていて押すとLEDが光る!三パターンもあるよ!とあったのですが…どんだけカチカチしても光らない(涙)

 

自分の押し方が悪いのかと、会場でナンパしたスカーレット・ウィッチ(のコスプレイヤー)ちゃんにもやってもらったのですがこちらも光らない。二人でアクリル板が割れんばかりの力でふんぬぁー!とカチカチカチカチやっていたところ、「自分のは付きますよ」と、そこにはちゃんとLEDが付いている魔法陣をお持ちの方が。さすがはエンシェント・ワン(のコスプレイヤー)様、徳の高さが違います。イベント開始まで時間があったので、スタッフさんに取替えて頂きました。

 

会場内を見回したところ、同じように交換対応に奔走されてるスタッフさんがいらっしゃったので不具合率は高かったかようです。後日Twitterで回ってきた情報ですが、どうもボタン電池が抜けてるようで、説明書きの電池交換の手順に従って、一度剥がして入れたら点灯するとのことなので、もしお困りの方がいたらお試しください。

 

続いて何度でも使えるエコカイロ。ドクター・ストレンジのロゴ入りです!液体が詰まったぷにぷにのバッグに金属片が入っており、金属片を押し曲げると液体が熱を発しながら固まり始めるスグレモノです。冷めて硬くなったカイロはお湯で温めることで、またぷにぷに状態に戻り、繰り返し利用できます。

 

大きさは手のひらサイズ。色が綺麗

大きさは手のひらサイズ。色が綺麗

 

私は使用しませんでしたが、寒空の下のイベントでこういうあったかグッズはありがたい!こういうイベントは入場から開始まで時間がありますし、動こうにも足踏みくらいしか出来ません。ディズニーさんからのねぎらいの心が見え隠れします。

 

残りは紙類。『ドクター・ストレンジ』の映画チラシの他、フィギュアと公式Twitterアカウントの案内ポストカード、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の続編の映画チラシ、そして本日のタイムスケジュール。『モアナと伝説の海』とDlifeのチラシはMCU関係じゃないのでここでは割愛。

 

ストレンジ先生のフィギュアはただいま予約受付中

ストレンジ先生のフィギュアはただいま予約受付中

 

お土産紹介も終わったところで、スペシャルイベント本編に話を戻します。(今回脱線が多すぎ)

 

今回のスペシャルイベントは、声優陣の登壇の他、会場内に集まったファンが一斉にマネキン人形のように停止する、いわゆる「マネキンチャレンジ」がメイン企画でした。時空間を操る魔術をお持ちのストレンジ先生らしいですね。懐かしすぎるタグとか言っちゃダメ。

 

イベント開始前、ステージではマスコミの方向けにイベント全体の段取り説明と各種マイクテストが聞こえてきました。

 

スタッフ「登壇後の並びですが、こちらから松下さん、樋口さん、三上 様 の順になります」

 

おいスタッフ、今最後に何かチラッと聞こえたぞ! 三上様!三上様と申したか!?

 

聞き違いかなと思ったのですが、スカーレット・ウィッチもエンシェント・ワンも「”様”って言ってた」と証言してたので間違いない。その後の案内の中でも何度か三上氏の名前は出てきたのですが、以後は全部”さん”でした。もしかしてスタッフさん個人としては”様”だったのかもしれません。大ファンとか。

 

そんな感じでまったりしつつ、イベント開始の18時。会場全体に流れていたBGMのボリュームが徐々に下がり、ステージの「ドクター・ストレンジ」ロゴが消えて暗転したと思ったら、突然のベネディクト・カンバーバッヂの動画が!唐突すぎて冒頭部分撮り損ねましたが、本日はようこそ的なことを言っておられました。

 

そこに行けなくて本当に残念に思っています

そこに行けなくて本当に残念に思っています

でもこうやって遠くからですが私の魔術で

でもこうやって遠くからですが私の魔術で

「この時」をお伝えします

「この時」をお伝えします

スペシャルイベントの開始を正式に宣言します

スペシャルイベントの開始を正式に宣言します

 

動画終了と同時にステージにMCが登場し、続いて今回のゲストをお招き。まずはドクター・ストレンジ役の三上哲様。海外ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」でもベネディクト・カンバーバッチの声優を担当されていることで有名ですね。

 

Jpeg

 

次にクリスティーン・パーマー役の松下奈緒さん。私の中ではやっぱり「ゲゲゲの女房」。TVあんまり観ないのでそれ位の知識が無くてスイマセン。

 

 

最後にエンシェント・ワン役の樋口可南子さん!この人は知ってる!ソフトバンクの白戸家のお母さんでコピーライターの糸井重里さんの奥さん!(偏った知識)

 

Jpeg

 

登壇されたお三方にはそれぞれ、演じられたキャラクターについてのインタビューがありましたが、特にインパクトがあったのが最後にコメントされた樋口可南子さん。テンション最高潮のご様子で、「今日は会場内にも 扮装 された方が沢山おられて~」と、熱のこもった挨拶をされておりました。この「扮装」という表現に、ああこの方は本当に役者さんなんだな~とひっそりこっそり感じてました。単に「コスプレ」って言葉を知らなかった可能性もありますが。

 

扮装:[名](スル) 俳優が、その役柄らしく、身なりや顔かたちなどをつくり装うこと。また、その装い。一般に、ある人物などに似たかっこうをすることにもいう。「ピエロに扮装する」 (goo国語辞典より)

 

また今回、松下奈緒さんと樋口可南子さんは共に吹替のお仕事が初めてとの事。

 

「ストレンジとは心で通じあっている、そんな存在でありたいと思い吹替をさせて頂きました」と語る松下さんに、「吹替一年生ですが気持ちはたっぷり込めたつもりです」と語る樋口さん。どんな吹替に仕上がっているのか、この後の上映会が楽しみになってきました。

 

ついでに各キャストさんのベネディクト・カンバーバッチの呼び方ですが、三上様が「ベネさん」 松下さんが「ベネディクト・カンバーバッチさん」 樋口さんが「ベネ様」でした。是非お納めください。

 

そしていよいよメインイベントであるマネキンチャレンジ。1回練習をした後にチャレンジは2回、三上様だけ会場中央の円形ステージに移動して1回、樋口さんと松下さんも揃って三人で円形ステージに立ってもう1回で行われました。

 

チャレンジ中は会場の通路を360度カメラを持ったスタッフが客席を回るそうで、通路に向けてポーズを取る方もよろしくお願いしますとの案内がありました。

 

360度カメラってどんな奴だろ?とひょいと背伸びして見てみたところ、通路に数十cm位のカメラ付きの棒が垂直に取り付けられたヘルメットを被った方がいらっしゃり、多分アレがカメラなんだと思います。よく体張る系のバラエティ番組で、芸人さんがああいうヘルメット被ってるのを見たことある。

 

ストレンジ等身大と三上様。くるくる回るストレンジと三上様、ツーショット撮り辛いorz

ストレンジ等身大と三上様。くるくる回るストレンジと三上様、ツーショット撮りづらいorz

 

1回目は順調に終了し、続いて2回目。樋口さんと松下さんが移動し、屋外イベントが故か、女優さんら身だしなみを直すべくスタイリストさんも円形ステージに上がって作業されている途中、ステージではまさかのマネキンチャレンジのカウントダウンが!ちょ、まだスタイリストさん仕事してるよ!、あ、あ、ああああーーーー!!!

 

結果、スタイリストさんもマネキンチャレンジに強制参加。個人的には裏方のお仕事をされている方がステージ上から参加されたことで、逆にリアリティのあるマネキンチャレンジの絵になったと思います。スタイリストさんはとんだ災難だったと思いますが…。南無。

 

ともあれマネキンチャレンジは終了。因みに会場以外でも全国で、同時刻にマネキンチャレンジが行われており、規模としてはかなり大きなものだったようです。出来れば会場と全国の各現場とで、中継とかして欲しかったなぁ。

 

キャスト陣と参加者との記念撮影、マスコミ向けのフォトセッションを終えた後、参加者はそれぞれ上映会の行われるTOHOシネマズ新宿へ移動。わらわらと人民大移動が起きる中、コスプレイヤーだけは別場所に集合となり、ストレンジ等身大像の近くで集合写真を撮る流れとなりました。

 

集まったコスプレイヤーは50人くらい。等身大像が設置されている円形ステージに上る組とステージ下の組にざっくりと分かれて集合。そこから全体のバランスを取るためにカメラマンのマイケルさん(外国の方)から「○○(キャラ名)、モウチョットテヲアゲル」と言った指示が飛んでました。東京コミコンの時は中腰列だったので、この微調整タイムで膝がぷるぷるしてたのですが、今回は普通に起立状態。ああ、なんて楽チンなのかと周囲のコスプレイヤーさんと談笑していたところ、カメラマンさんが最前列辺りを指し、

 

「ナマエワスレタ、ネコ」

 

って、ブラックパンサーの事かーーー!(笑) そもそもそれ、猫じゃないし豹!ワカンダのユアハイネス!!単作映画も作るらしいから名前覚えてあげて!!!

 

でもネコと呼ばれても気付かない陛下。フルフェイスは音が拾えないから仕方ないですよね。

 

そんなこんなで撮影された一枚。ネコは左手にいます

そんなこんなで撮影された一枚。ネコは左手にいます

 

撮影後、ドクター・ストレンジに扮されていたEDGEアベンジャーズの中隊長さんの「今年の東京コミコンでまた会いましょう!」の声でこちらも解散。んじゃ、私達も上映会の会場に向かうぞーとなった時に、とあるコスプレイヤーさんから震える声が。

 

「上映会チケットを入れておいた私の黒袋がないんです、誰か間違えて持っていっちゃったみたい…」

 

そう。集合写真を撮る際に、みんなの荷物はまとめて置いたのですが、お土産の黒袋は見かけはどれも同じ。透明性も無いので外から中身が見えません。この時既に大多数のコスプレイヤーさんが移動済みで、その場に残っている黒袋もほとんどナシ。

 

私は一度試写会で観ている身なので、最悪私のチケットを渡して入ってもらう所まで考えましたが、その後色々あって何とかその方も上映会には参加できることに。解決した時に聞こえたマスクの中から感謝を伝える涙声と、小刻みに震えていた肩に思わず自分も貰い泣き。私も忘れ物・失せ物が多いので、お気持ちよく分かります!

 

チケット入り黒袋の捜索の際に現地で拡散をして頂いた方、「自分の黒袋、勝手に漁ってもいいよー」と仰ってくださる方、「さっきのチケットの件、見つかりましたか?」と気に掛けて頂いた方。この場を借りて改めて御礼申し上げます。世間では同じジャンル(作品)でも小難しい話を聞いたりしますが、マーベルのコスプレイヤーさん達はヌクモリティ溢れる人達ばかりでした。マーベルのコスプレやっててよかった。

 

そんな一幕で終わったスペシャルイベント(正確には上映会開始の10数分前)でした。

 

初回はどれで観るべき?ドクター・ストレンジ

以上が末端コスプレイヤーから見たスペシャルイベントのお話で、ここからは映画オタが語る映画単体としてのお話パートです。

 

今回の上映会は3D吹替版。昨年11月の試写会で観たIMAX3D字幕版に続いて、『ドクター・ストレンジ』は2回目の鑑賞となります。公開されたらIMAX3D字幕版のリピートと4DX上映、TOHOのDOLBY-ATMOS上映(出来ればTCXがいいなぁ)、立川シネマシティの極爆上映、通常2Dは行くつもり。鑑賞回数はなるべく10回以内に抑える努力はします。

 

ちなみに、『ドクター・ストレンジ』の上映方式ですが、通常2Dと3D以外にIMAX3D、4DX、MX4D、D-BOXがあるようですね。劇場によっては上映方式毎にポスタープレゼント等の入場特典があるようなので、あらかじめ映画館の公式HPをチェックしてみるとよいかと思います。

 

さて、2つの上映形式で観た感想も踏まえて、今回の『ドクター・ストレンジ』は、どの上映形式で観るのがベストか、を考えてみたいと思います。

 

いちばんのオススメはやはりIMAX3D版。12月の試写会レポートでも記載しましたように、本作はIMAX版のみ一部シーンの画面サイズが広く取らている編集がされており、MCU史上最高とも言われている映像の美しさを堪能するには最適です。

 

しかし、問題がふたつ。ひとつは予告でも想像がつくように、作中内で画面の上下反転や錯綜が非常に激しいので、場合にようっては「映像酔い」を引き起こす可能性があること。もう一つはIMAX3D版は基本的に字幕なので、若干内容が読みにくいかもしれません。

 

私自身も乗り物酔いや映像酔いに弱い方でして、宇宙空間に独り投げ出された主人公を描くSF映画『ゼロ・グラビティ』では、IMAX3Dどころかただの3D上映でさえ気分が悪くなり、座席でぐったりとした記憶があります。あれから多少映像酔いには慣れたましたが、IMAX3D版では「あーこれヤバイ」となった時もあり、それらを踏まえると当日の体調や体質によっては覚悟した方がいいかもしれません。ちなみに通常3Dではそんなに酔いは感じませんでした。

 

そして字幕版の件。ネタバレを避けるため詳細は書けませんが、作中では魔術用語的な専門用語がいくつか出てきます。物語の中で説明はありますが、かなり数が多いので「あれって何だっけ?」となるかもしれません。字幕版は文字数の制限もあるので仕方ないのですが、2回目を吹替版で観てやっと、ああなるほどと合点がいった部分も多かったです。IMAX2D吹替版があったらシアワセなんですけどねぇ(苦笑)

 

そうそう、皆さんが気にしているであろう吹替版の出来に関してです。すでに『SHERLOCK/シャーロック』での実績がある三上様の声はもとより、エンシェント・ワンの樋口さんも優しいトーンではありつつも、真ん中に芯のある強さも備えてる素敵な声で、初吹替とは思えません。語りシーンとかすごくいい感じです。クリスティーンの松下さんも女医として自立している大人な女性を上手く演じられてましたね。

 

総括すると原作知っているし、映像酔いも大丈夫ならIMAX3D版、映像酔いが怖いなら通常3Dか2D版、物語を深く理解したいなら吹替版、役者さん本人の声で聞きたいor英語のリスニングに自信がある方は字幕版(字幕翻訳は林完治)、自分も一緒にストレンジ先生と交通事故に遭ったりぐるんぐるん回る世界を堪能したい方は4DX、4Dは楽しいけど4DXだと振動が激しすぎると思う方はMX4DかD-BOX、スピーカーから出てる音で座席が振動する謎音響(しかも追加料金なし)を味わいたい方は立川の極爆上映。こんな感じだと思います。

 

あと数日で、日本全国どこでもドクター・ストレンジに会えるなんて楽しみ。これを糧に、今週も頑張って社畜生活を送ります!