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2016.12.09 15:44

【東京コミコン 2016】造形コスプレイヤー、中隊長の東京コミコンに参戦!後記

  • CYUTAICYO

2016年12月2日~4日、ついに日本でコミコンが開催された!この記念すべき第1回目の東京コミコンにコスプレイヤーとして参加してきました。

コミコンは2015年にwizardworldの広州コミコン、今年10月にNYコミコンにも参加しましたので、3度目のコミコンになります。
本場NYと比較してみると、雰囲気は広州コミコンより東京の方が本場に近かったですね。来日ゲストは広州の方が多くかったけれど。

そんな東京コミコンですが、ほぼ全時間帯コスプレしていましたので会場内のブースを隈なく見られていないので、このレポートはあくまでもひとりのコスプレヤー視点によるものです。

今回の東京コミコンには、自分のコスプレチーム「EDGEアベンジャーズ」10名とロケット&グルートの展示での参加となりました。

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チームでのマーベル・コスプレも3年目に突入、アメコミファン界隈ではそこそこ名前が知られてるようで、会場でも沢山お声をかけて頂き、3年間マーベル専門でやって来てよかったなぁ・・・と。そしてさすがは“コミコン“のネームバリュー、今まで参加してきたどのコスプレ・イベントよりも反響が大きく、ちょっとビックリするほどです。僕は全日ともバッキー(ウィンターソルジャー)とアイアンマンのコスプレを交互にしたのですが、特にバッキーの反響が凄かった!アイアンマンはどこでも、どのイベントでも大きな反響をいただけるので、いつもと同じ・・っていうか、みんな慣れてるって感じ。バッキーはこれまでそこまで反応がなかったのですが、なぜか今回はアイアンマン並みの人気ぶり!

あのですね・・・バッキーの衣装は、とにかくものすごくこだわって作ったんですよ。アイアンマンは、正直、世界中にたくさん素晴らしいプレイヤーがいると思いますが、バッキーは誰にも負けてない、って言えるぐらいこだわってるんです。例えばブーツの裏、ソールまで同じ素材にしてあったり(笑)

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コミコンはそんなこだわりを分かってくれる方ばかりだったんですね!歩いてる時でも通りすがりに「うぉバッキー!」「本物?!」「クオリティ高!」って声が耳に入ってきて・・・・すいません、ゴークルの下でニヤけてました(笑)

フォトブースを設置していたFandomブースでの撮影でも待機列がズラ~っと出来るし、キャップと二人で会場を周ってみようと歩いても、誰か一人に声を掛けられて立ち止まると待機列が出来てしまい、そこから動けなくなる状態。(結局、毎回あきらめて、ブースに帰るハメになるw)

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一緒に写真お願いします!って方も本物に会ったようなリアクションで・・・素人コスプレなのに、なんか申し訳ないっ。自分自身あまりの反響に怖くなって、いつもはすぐゴーグルを外してしまうのに、ずっと外せませんでした(笑)それでも、どんなに急いでいても、暑くて疲れてヘロヘロでも、一度も撮影依頼は断ってません。一般参加された方に楽しんでもらいたい、日本でのコミコンを成功させたいという想い。たかがコスプレイヤーが出来ることは、それぐらいだと思っていたからです。

予想外の事件もありました!初日にメンバー4人で会場内を歩いてる時、後ろからスタン・リー氏とそのご一行様の集団が歩いてきました。立ち止まって見守る僕らを見つけたスタン・リー氏、なんと取り巻きの方々をすり抜けてわざわざ話しかけに来てくださったんです!!

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握手してもらって2、3、言葉を交わします。

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まさか足を止めてもらえるなんて思いもしなかったので若干パニック状態(笑)
何を話したか覚えてませんが、最後に立ち去る時、再度手を握り絞めながら振り返って「とてもよいコスチュームだ」って褒めてくれました^^

サイン会や撮影会ではない状態で会話して握手できるって、すごく価値ありますよね!

ちなみにNYの時より元気だなぁって思いました(笑)

最終日にはマーベルコスプレイヤー集合写真撮影会を行いました。この日の為、何日も前からツイートで呼びかけて告知宣伝してましたが、特に参加します!とのリプライもなく・・・(リツイート数はそこそこありましたが)一体、当日に何人集まるのか、とても不安で・・・・ドキドキしてました。が、なんと100名を超えるレイヤーの方に集まって頂きました!

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これって全日程の集合写真の中で最も多い人数じゃないですか???思わず「集まっていただきましてありがとうございます!!」って大声で叫んじゃいました(笑)

僕たちがマーベルのコスプレを始めた3年前に比べ、明らかにアメコミの知名度は上がっています。3年前は「キャプテン・アメリカ」をミスター・アメリカとかアメリカ・マンとか呼ぶひともいましたが、最近は名前を間違える人もほとんどいないし、けっこう通好みの映画のネタをやってもウケます。そういう意味でも、とてもいいタイミングでの東京コミコンの初開催だったのじゃないかと思います。これが一時のブームではなく、しっかりジャンルとして確立されて欲しいですね。

初めての開催でしたから、なにかと問題点も出ていますが運営側、参加者側が歩み寄り、協力し合ってさらによい物になる事を願っています。

またコスプレ・イベントとしては、コミケなどの従来のイベントとは異なるスタンスを維持して欲しい、と言うのが僕個人の思いです。

来年の開催も決定したようなので楽しみにですねっ!!