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2016.12.02 23:30

【東京コミコン 2016】1日目完全レポ、プレビューナイト!

  • ichigoma

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昨年のプレイベントから早一年、いよいよやって来ました第1回東京コミコン!

今回はファンによるファンのためのファンサイトFandomのファンライターとして、皆が気になっているであろう会場の様子をふんわりとレポって行きたいと思います。

ロケット&グルートが目印のFandomブース

ロケット&グルートが目印のFandomブース

 

1日目のプレビューナイトは金曜という事もあり、今回も会社には「来年に持ち越し出来ない有給休暇の日数」をチラ付かせて1日お休みをとり、参加しています。取引先絡みのアポや全社業務が入ってなければ、たいてい休みが取れるのは我社ののいいところ。逆にそれ以外のいいところが……げふんげふん。

自宅のある埼玉某市から海浜幕張駅を目指し、そこから幕張メッセへ。先入りしてる方から聞いた受付があると言う2Fとやらを目指して移動したのですが…

誰もいない。ってかここ、ホール表示にホール9と10が無い。

あれれ?と悩んでたら「TOKYO COMIC CON」の看板を持ったお兄さんを遠くに発見。そして看板が指し示す先は離れの別ホール。

…そうだった、本棟にあるのはホール1~8までで、ホール9~11は向かいの建物じゃん!東京ゲームショウとニコニコ超会議のコスプレエリアがある場所と同じところだよ!(覚え方酷い)

ということで、こちらをお読みの諸兄の皆様はこのようなおバカさんな事をしないよう、恐らくは要所要所にいるスタッフさんが持ってる看板に注視しましょうね。

とまあ、そんなアクシデント(ただのポカ)に巻き込まれつつも無事に会場入り。15時をちょっと回っていて、時間的にはプレス向けの内覧会が行われていましたが、まだまだ準備でトンテンカンカンやっているブースや、すでに設営も終わってのんびりムードなブース等、様々な雰囲気が入り混じってました。え、我らがFandomはどうだったかって?少数精鋭のFamdomですから、余裕で後者に決まってるジャナイデスカHAHAHA(目線逸らしつつ)

で、私事になりますが、当方一応と言いますかほんの少しだけ「コスプレ」ってのを嗜んでおりまして、今回のコミコン用にも二着分、衣装を持参して来ました。プレビューナイトは私服で、土日はそれぞれ一着ずつと考えてたのですが、周りを見るとぽつぽつとコスプレさんの姿が。「いちごまさん着ないの?」と言われ、どうしようかなぁと悩んでるその時。

壁が黄色い

壁が黄色い

先生!遠方に黄色い悪魔がいます!(笑)

FunkoさんのPOP! 展示は何時見ても圧巻。Funkoさん凄いなぁ、今のうち写真撮ろうかなぁ、ドクター・ストレンジ関係のPOP! もあるといいなぁうふふ… ってコスプレどうするかとか肝心な事忘れてるやろ、自分。

結局コスプレしたんですが、オープニングセレモニーの時間が迫ってるのもあって慌しく着替え。メイク超テキトー。今年の2月にキネカ大森で開催された『キングスマンL&G』上映の際にやって以来、ずっとやっていなかったのでどんなメイクだたかも忘れてて、しかも急ぎすぎた結果、自撮り忘れる今日2回目のおバカさん。それ以前にこの衣装、『キングスマン』分かる人って会場に何人いたことやら。しかも主役でなく敵役のガゼルだし。でも、12/3(土)も多分ガゼルでうろつく予定です。

急いだものの、肝心のオープニングセレモニーは最後のテープカットだけチラッと見えただけでほぼ間に合わず。テープカット含むオープニングセレモニーの様子は他の人のレポを読んでくださいまし(丸投げ)。

その後はメインステージに舞台を移動し、ここで本イベントの親善大使任命式と開会宣言。東京コミコンの運営から俳優の竹内涼真氏、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』でボバ・フェットを演じていたダニエル・ローガン氏、そしてマーベルの父とも言うべきスタン・リー氏への任命書授与と、名誉会長の山東昭子参議院員による開会宣言が行われました。

さすがというか、当たり前かもですが、スタン・リーが舞台に出てきた時の背後から伝わる客席の熱気、ひしひしと感じておりました。皆の気持ちが一つになってる瞬間ってなんかいいですよね。初めて見る等身大のスタン・リーは背が高くて足も長く、そしてスタイルも細身でカッコいいと、若い頃は元々俳優を目指していたと言う話もうなずけました。

開会宣言の後は少し休憩を挟んだ後、竹内涼真氏を交えてのスタン・リーのトークセッション!

これや、ワイはこれが見たかったんや!(感涙)

先に登壇した竹内涼真氏のコールに続いて再登場したスタン・リー御大。ステージから客席に向けて沢山のアピールを送って頂ける等、とてもあの場の空気を楽しんでいる事が伝わってきて、こちらも楽しい気持ちになりました。御年93歳(12月28日で94歳)とは思えない位に姿勢もしゃんとしていて茶目っ気もたっぷりと全て若い!

スタン・リー御大。いわゆるゴッド。

スタン・リー御大。いわゆるゴッド。

 

自分の祖母が御大とちょうど同い年(同学年)になりますが、長年、車椅子の祖母と世代的に共通するところが見つからないのに首をひねるばかり。何を食べたらああなれるんすか?(笑) 通訳さんの和訳が長かったのを受けて「僕、そんなに長い事喋ったっけ?(英語)」と絡んでくる辺り、最強にKAWAII。

トークセッションでは竹内涼真氏とのフォトセッション、御大へのインタビューコーナー、竹内涼真氏の「ボクもヒーローを演じたい」と言う英語による直訴シーン(何故か中間で通訳している通訳さん)と、どれも見ごたえ聞きごたえたっぷりでした。ミス・インターナショナル日本代表の筒井菜月さんによる花束贈呈でもめっちゃニッコニコしてるわ、すきあらば頬にちゅーしてるわ、司会のお姉さんにも頬にちゅーしてるわ、で完全にスタン・リー無双。もっと長く見ていたかった!

ありがたいことに開会宣言とトークセッションはプレス席で見させて頂いたんですが、プレス席に座ってるコスプレイヤーは私だけだった気が。普通は取材目的で来てる人がコスプレなんかしないですもんね(汗)

黒髪キャラだったから、多分後ろの席から見ても浮いてなかったと信じたい。

スタン・リーのトークセッションが終わったあとはふらふらと会場を回ってきたのですが…残念な事に、まだ全部のブースを見切れておらず、大体半分くらいってところです。2ホールでの開催なので広さ的にはそんなに広大ではありませんが、空間が濃密すぎて一つのブースをじっくり見ようとすると結構時間が掛かります。そんな状況ですが、ここは面白かったと推したいブースをいくつか紹介して、本日の締めとしたいと思います。

ワーナーブラザーズジャパン合同会社(企業ブースE-47)

大スクリーンを配置してWBの新作映画やTVシリーズを紹介。

外見がイケメンと心がイケメンの“ファンタビ”のバディ

外見がイケメンと心がイケメンの“ファンタビ”のバディ

スクリーンの大きさに圧巻されつつも、ここの推しは無料配布のジャスティスリーグ紙袋。中にはチラシが数枚と、海外ドラマ第一話無料DVDが1枚入っています。

ワンダーウーマン姉さんの太ももが眩しい

ワンダーウーマン姉さんの太ももが眩しい

対象作品は『レジェンド・オブ・トゥモロー』『スーパーガール』 『ゴッサム』『アロー』『フラッシュ』の5作品。実は全部見てない作品なので、少しずつ試食をするにはもってこいの1枚をゲットしました。紙袋のワンダーウーマンもセンターで麗しいです。

ホットトイズ(企業ブースE-1)

精巧な1/6フィギュアで定評のあるホットトイズ。自慢のホットトイズ達の展示と、アイアンマン等の等身大フィギュアが鎮座しております。

キャプテン・アメリカ(無職)とアイアンマン(元社長・元CEO)

キャプテン・アメリカ(無職)とアイアンマン(元社長・元CEO)

こちらも配布物が推しで、ホットトイズの新作ラインナップとFunkoのパンフレットが入ってます。

マーベルにDCにハリポタなどなど、オールジャンル

マーベルにDCにハリポタなどなど、オールジャンル

こういうカタログものは見ててとても面白く、図鑑みたいで楽しいです。取りあえずホットトイズさん、原宿のトイサピエンスでスタートレックBEYONDのPOP!取り扱ってください。私、スコッティのPOP!が欲しいんです。

Japan STAR WARS Modeling Alliance(個人ブース A-15)

昨年12月に開催された東京コミコンプレイベントでも、ライトセーバーを使った素晴らしい演武を見せてくれた東京セーバーギルドさんがこちらにいらっしゃいます。

自宅では振り回さないでください

自宅では振り回さないでください

ライトセーバーの展示や実際に持たせて頂いての写真撮影、衣装の展示等、スター・ウォーズが好きな方もあまり知らない方も楽しめるブースとなっています。ライトアップされたライトセーバーは見ているとワクワクしてくるのは私だけでしょうか。また、12/3(土)の16:00~、メインステージで殺陣のパフォーマンスも行われるそのでこちらも必見です。ライトセーバー欲しい。

石川さちこ(個人ブースA-16)

コミコンはアメコミと映画だけじゃない!こんなブースもあるんだよ!って事でご紹介したいのがこちらのブース。カービングという野菜や果物にナイフを入れて彫刻する技術のアーティストさんです。

製作時間どれくらいなのか怖くて聞けない

製作時間どれくらいなのか怖くて聞けない

実は私、映画やアメコミ同じくらいの熱量でこういったデザインやアート作品を愛でるのが大好きでして、カービングは食品を扱うせいかなかなか実演に出会える機会が少ないジャンルの一つ。下書きも無くイメージだけで掘り進めて行くと言う、繊細でこの世で一つのアート作品。

全部食べられます

全部食べられます

因みにこちらのリンゴのクリスマスツリーは彫った後にはちみつ等の食品で作った酸化防止の液に漬けたあと、ラップして飾られてるそうです。展示が終わったらそのまま食べられると言う、文字通り「使用した食品はこの後スタッフがおいしく頂きました」が成り立ってる世界。素敵。

以上、プレビューナイトでした!

明日はもっと回るぞー!!