Column

2016.11.11 19:31

【DAYUTAのオモチャ好き 第1回】スパイディこそ、今日のマーベル人気の原点!

  • Dayuta

ここ近年で、日本ではマーベルの人気は勢いを増していますね。
確かに昔から「スパイダーマン」は、東映やソニーピクチャーズなどで特撮ドラマや実写映画化していましたが、なんといってもここ数年の勢いには目を見張るものがあります。
それはなぜか?
数年前にマーベル・スタジオがウォルト・ディズニー・スタジオに買い取られ、その際に「スペクタキュラ―・スパイダーマン」の放送が版権の影響で打ち切りになってはしまったものの、ディズニーによる広告・宣伝力・マーケティングの力によってここまで大きくなったのだと、私は思います。
いまや飛ぶ鳥を落とす勢いのマーベルですが、実はかつてアメリカ本国でも倒産ギリギリまで追い詰められた歴史を持っているのです。では、そんなマーベルがなぜここまで、全世界にとどろくほどになったのかというと、全ては「スパイダーマン」のおかげなのです。
「アメイジング・ファンタジー」という雑誌を発行していた当時、15号でその雑誌の発行は打ち切られてしまったのですが、ラスト15号で掲載された「アメイジング・スパイダーマン」がなんと大好評だったのです。そのおかげで今でも連載がされている「The amazing Spider-Man」のソロ連載が開始されたのでした。
そのスパイダーマンには今でも根強いファンがついていますが、それだけではなく、年々新たにファンを増やしていっています。そんな私も、かれこれ20年以上、スパイダーマンのファンを続けています。
スパイダーマンは漫画だけでなく、アニメ、映画、そして玩具と様々な形で展開を続けていますが、ここでは私の持っている数々のスパイダーマンの玩具から一点、ご紹介したいと思います。
玩具…というよりはグッズに近いかもしれませんが、クリスマスが近いという事で2015年に「Hallmark」から発売されたスパイダーマンのクリスマスツリーオーナメント。

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「SPIDEY’S HOLIDAY SPIRIT」というタイトルのこのオーナメントはクリスマスツリーからスパイダーマンがウェブでぶら下がり、プレゼント片手にアナタのお家にやってくる。というコンセプトのものです。
見てください、このかわいらしいパッケージ。スパイダーマンはかっこいいヒーローですが、この可愛いパッケージと一緒に写っていてもなんの違和感もありませんね。愛嬌があり、ティーンエイジャーという設定がかわいらしいと思うのかもしれません。(ただし、現在のThe amazing Spider-Manは28歳のParker industriesという会社の社長)
では、早速中身を開けてみましょう。

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ジャジャ――――ン!!
パッケージのままの商品が出てきました。スパイダーマンといえばそのしなやかな筋肉が特徴的ですが、このオーナメントはそのしなやかな筋肉をうまく表現できています。塗装も美しく、満足な一品。デザイン的には連載当時のThe amazing Spider-Manのものでしょうか、少しキリリとしたグラスアイがいい味しています。
材質もPVCに近く、それでいてとても軽いものですので、糸でツリーにぶら下げても糸が切れてしまったり、枝から落ちてしまうこともないでしょう。
日本では未発売のものですが、私は沖縄の雑貨店から購入しました。値段は2000円~3000円、オーナメントとしては少々高いかもしれませんが、海外から輸入したものだと考えると、そこまで高いものではないでしょう。もしかしたら日本全国にあるアメトイショップで見かける事があるかもしれません。
皆さまも見かけたらどうぞ手に取って、そしてゆっくりゆっくり悩んで、そしてお買い求めになってはいかがでしょうか?